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オノ・ヨーコ役は「SHOGUN 将軍」アンナ・サワイ ─ ビートルズ伝記映画の新キャスト4名が発表

SHOGUN 将軍 舞台挨拶
©︎ THE RIVER

伝説的ロックバンド・ビートルズを描く伝記映画4部作で、ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコ役を「SHOGUN 将軍」(2024-)のアンナ・サワイが演じることが正式に発表された。米Varietyなどが新キャストの追加を報じている。

本企画は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスンそれぞれの視点からビートルズの歴史を描く4部作。ジョン役をハリス・ディキンソン、ポール役をポール・メスカル、リンゴ役をバリー・コーガン、ジョージ役をジョセフ・クインが演じる。

新たに発表されたキャストは、オノ・ヨーコ役のアンナ・サワイをはじめ、ポール・マッカートニーの妻で写真家のリンダ・マッカートニー役に『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)のシアーシャ・ローナン、ジョージ・ハリスンの妻でモデルのパティ・ボイド役に「セックス・エデュケーション」「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」のエイミー・ルー・ウッド、そしてリンゴ・スターの妻モーリン・コックス役を『HOW TO HAVE SEX』(2023)のミア・マッケンナ・ブルース。

このたび正式に発表された4人は、2025年10月中旬に出演交渉や噂のレベルで報道されていた。製作・配給のソニー・ピクチャーズは、10月末までに全員との契約が完了したことで、4人の出演を発表した形だ。

監督を務める『007 スカイフォール』(2012)『1917 命をかけた伝令』(2019)のサム・メンデスは、「モーリン、リンダ、ヨーコ、パティはそれぞれ魅力的でユニークな4人です。今日の映画界で最も才能のある女性4人を説得し、この素晴らしい冒険に参加してもらえることを嬉しく思います」とのコメントを発表した。

「SHOGUN 将軍」の戸田鞠子役でエミー賞やゴールデン・グローブ賞に輝いたサワイは、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中。今後はニコラス・ホルト主演&デヴィッド・リーチ監督の強盗映画『How to Rob a Bank(原題)』や、オースティン・バトラー&ジェレミー・アレン・ホワイト&西島秀俊が出演するA24製作の犯罪映画『エネミーズ(原題)』などのほか、ドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」シーズン2も控えている。

「ビートルズ」伝記映画4部作(The Beatles – A Four-Film Cinematic Event)は2028年4月に米国公開予定。日本でもソニー・ピクチャーズ配給で公開予定。

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Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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