ベン・アフレック、名作フィルム・ノワール『チャイナタウン』製作舞台裏を映画化する新作の監督に就任

『アルゴ』(2012)『夜に生きる』(2016)のベン・アフレックが、ロマン・ポランスキー監督の名作映画『チャイナタウン』(1974)の製作舞台裏に迫った新作映画『The Big Goodbye(原題)』で監督を務めることがわかった。現時点では、出演の有無は不明。米Deadlineが報じている。
『チャイナタウン』は、1930年代後半のアメリカ・ロサンゼルスを舞台にしたフィルム・ノワール。私立探偵ジェイク・ギレスは浮気調査を進める中で、偶然にも殺人事件に巻き込まれてしまう。やがて、誰にも抗えない壮絶な運命に踊らされることに。
ベン・アフレックが手掛ける新作映画は、作家サム・ワッソン のノンフィクション小説『The Big Goodbye: Chinatown and the Last Years of Hollywood(原題)』が原作。『チャイナタウン』の製作舞台裏に迫る同書には、ジャック・ニコルソン&フェイ・ダナウェイを筆頭とする俳優陣、女優・妻シャロン・テートが惨殺されて憔悴していた直後のロマン・ポランスキー監督、『ローズマリーの赤ちゃん』(1968)『チャイナタウン』など伝説的プロデューサーの故ロバート・エヴァンスが登場。また、映画作家に対して親切だった1970年代のハリウッドから、現代に至るまでの様子も背景として描かれている。
脚色はアフレックが監督と兼任。製作にはアフレックの他、『ほぼ冒険野郎 マクグルーバー』(2010)などで知られるローン・マイケルズが名を連ねている。現時点で出演者については不明だが、錚々たる登場人物が集う本作の配役が気になるところだ……。
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Source: Deadline