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2022年ベルリン国際映画祭、コンペティション部門全作品 ─ フランソワ・オゾン&クレール・ドゥニ&ホン・サンスら勢揃い

ベルリン国際映画祭
Photo by Martin Kraft https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Berlinale_2017.jpg

カンヌ・ヴェネツィアにつづいて世界三大国際映画祭のひとつである、ベルリン国際映画祭。この度、2022年2月10日〜20日にかけて開催される本年度の出品作が公式発表された。本記事では、注目のコンペティション部門に選出された作品を紹介する。

ベルリン国際映画祭の開幕作品を飾るのは、フランソワ・オゾン監督最新作『Peter von Kant(原題)』。『Summer of 85』(2020)などをはじめ世界三大国際映画祭の常連監督による最新作は、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督による傑作、『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』(1972)を基に独自の視点から紐解く作品と伝えられている。『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』(2018)では同映画祭にて銀熊賞に輝いた。

フランソワ・オゾン監督のほか、最高賞にあたる金熊賞を争うことになる作品の中には、鬼才監督たちの新作が勢揃い。クレール・ドゥニ監督による『Avec amour et acharnement(原題)』、ホン・サンス監督による『So-seol-ga-ui Yeong-hwa (原題)』、パオロ・タヴィアーニ『Leonora addio(原題)』をはじめ、『悲しみに、こんにちは』(2017)のカルラ・シモン、『パラダイス』シリーズのウルリヒ・ザイドル、『サマーフィーリング』(2015)ミカエル・アース、『ユニ』(2021)カミラ・アンディニらの新作が出品されている。

M・ナイト・シャマラン監督が審査員長を務める本部門。錚々たる監督の注目作が並ぶ中、金熊賞の栄冠に輝くのは?

ベルリン国際映画祭 コンペティション部門

  • ニコレッテ・クレビッツ『A E I O U – Das schnelle Alphabet der Liebe(原題)』
  • カルラ・シモン『Alcarràs(原題)』
  • クレール・ドゥニ『Avec amour et acharnement(原題)』
  • ウルリヒ・ザイドル『Rimini(原題)』
  • フィリス・ナジー『Call Jane(原題)』
  • ミヒャエル・コッホ『Drii Winter(原題)』
  • リティ・パニュ『Everything Will Be Ok(原題)』
  • ウルスラ・メイヤー『La ligne(原題)』
  • パオロ・タヴィアーニ『Leonora addio(原題)』
  • ミカエル・アース『Les passagers de la nuit(原題)』
  • カミラ・アンディニ『Nana(原題)』
  • フランソワ・オゾン『Peter von Kant(原題)』
  • アンドレアス・ドレーゼン『Rabiye Kurnaz gegen George W. Bush(原題)』
  • ナタリア・ロペス『Robe of Gems(原題)』
  • ホン・サンス『So-seol-ga-ui Yeong-hwa (原題)』
  • イサキ・ラクエスタ『Un año, una noche(原題)』
  • ドゥニ・コテ『Un été comme ça(原題)』
  • 李睿珺『Yin Ru Chen Yan(原題)』

ベルリン国際映画祭は、2022年2月10日〜20日まで開催予定。

Source: Berlinale

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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