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『アメリ』監督最新作『ビッグバグ』米予告編 ─ AIと人間が共存する近未来を描く、Netflixにて2月配信へ

ビッグバグ
Netflix映画『ビッグバグ』2022年2月11日より独占配信開始

『アメリ』(2001)『ロング・エンゲージメント』(2004)などのジャン=ピエール・ジュネ監督最新作、『ビッグバグ』よりティザー映像が米国公開された。フランスの映画界を代表するひとりである監督の新作は、Netflixにて独占配信となる。

本作の舞台は、2050年。人工知能が至るところに溢れていて、人間はあらゆることで彼らを頼っているという時代だ。このたび公開された映像では、色鮮やかな色で彩られた静かな住宅街で、人間と人工知能が共存する姿が捉えられている。一見して画期的で平和な未来に見えるが、この世界にはどことなく異常かつ不気味な雰囲気が漂っている。人工知能たちが、人間の欲求のままに使われているからだろうか。

映像の最後では、1体の人工知能が突然、主人を人質に自宅に立てこもる姿が映し出されている。もしかしたら、彼らには心が宿ったのかもしれない。ジャン=ピエール・ジュネ監督といえば、独特な美術と映像表現、シニカルな視点から物語を紐解くことで知られるが、その要素はどうやら本作でも健在のようだ。

メガホンをとったジャン=ピエール・ジュネは上述にて紹介した作品のほか、『デリカテッセン』(1991)『ロスト・チルドレン』(1995)『エイリアン4』(1997)『ミックマック』(2009)『天才スピヴェット』(2013)を発表しており、本作は監督にとって8作目の映画作品となる。監督作品の常連であるドミニク・ピノンをはじめキャストには、『憎しみ』(1995)フランソワ・レヴァンタル、『ずっとあなたを愛してる』(2008)エルザ・ジルベルスタイン、『アメリ』イザベル・ナンティらが名を連ねている。

Netflix映画『ビッグバグ』は、2022年2月11日より独占配信開始。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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