『ビルとテッドの大冒険』第3作、2020年8月21日に米国公開決定 ─ キアヌ・リーブス&アレックス・ウィンターのメッセージ映像到着

キアヌ・リーブス主演のSFコメディ映画、『ビルとテッドの大冒険』シリーズの29年ぶりとなる第3作『Bill & Ted 3: Face the Music(原題)』が2020年8月21日に米国で公開されることが決定した。
このたび、セオドア・“テッド”・ローガン役のキアヌと、ウィリアム・“ビル”・プレストン役のアレックス・ウィンターによる特別映像が米国にて配信された。
「ワイルド・スタリオンズ」ついに再結成
アレックス:アレックス・ウィンターです。
キアヌ:キアヌ・リーブスです。僕たち二人で、
アレックス&キアヌ:ワイルド・スタリオンズです!
アレックス:僕たちは今、ハリウッド・ボウルにいるんですが、まだ演奏はしてないんです。
キアヌ:一度もね。
アレックス:(キアヌに)なにか大きな発表があるんだって?(笑)
キアヌ:そうなんです。ファンのみなさん、ありがとうございます。この夏、僕たちは、
アレックス:本当に、
キアヌ:たぶん、
アレックス:映画を作るみたいなんです。
キアヌ:『ビル&テッド3』
アレックス:『フェイス・ザ・ミュージック』です。すべてはみなさんのおかげ、ですからとても感謝しています。ありがとうございます。
キアヌ:ありがとう。
アレックス:そして、よろしく(Be excellent)。
キアヌ:よろしく。
ビルとテッド、ロックで世界を救えるか?
『ビルとテッドの大冒険』シリーズは、1989年に同名の第1作が、1991年に続編『ビルとテッドの地獄旅行』が公開された。今回の映像で言及されている「ワイルド・スタリオンズ」とは、劇中でビル&テッドが結成しているバンドの名前。最後にアレックスが言っている“Be exellent.”は、第1作で二人が“Be excellent to each other.”と口にするシーンを踏まえたものだ。
第3作『Bill & Ted 3: Face the Music』では、ビルとテッドの二人が、いまだ果たされぬロックンロールの運命を全うすべく新たな冒険に繰り出すことになる。きっかけは、ある時、未来からの訪問者がやってきて「二人の歌だけが世界を救える」と宣言したこと。冒険の途中、ビルとテッドはそれぞれの家族や古い友人たち、そして音楽界のレジェンドに助けられることになる。
ちなみにタイトルの「Face The Music」は、自分自身が招いた良からぬ結果を受け入れることを指す。これはなかなか大変な展開が待っていそうだ……。
脚本を執筆したのは、シリーズ前2作を手がけたクリス・マシソン&エド・ソロモン。監督は『ギャラクシー・クエスト』(1999)や『ディック&ジェーン 復讐は最高!』(2005)のディーン・パリソットが務め、エグゼクティブ・プロデューサーには『オーシャンズ11』シリーズなどで知られる映画監督スティーブン・ソダーバーグが名を連ねた。
ちなみに『ビルとテッドの大冒険』シリーズが現在でも代表作であるアレックス・ウィンターは、1990年代から監督業に進出し、現在は主に脚本家、ディレクター、プロデューサーとして活躍。かの「パナマ文書」事件に迫ったドキュメンタリー作品『The Panama Papers(原題)』も手がけた。俳優としての近作には、イライジャ・ウッド主演『グランドピアノ 狙われた黒鍵』(2013)などがある。
映画『Bill & Ted 3: Face the Music(原題)』は2020年8月21日に米国公開予定。
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Source: IndieWire