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キアヌ・リーブス主演『ビルとテッドの大冒険』最新作、米予告編 ─ 中年コンビ、未来の自分から曲をパクって世界を救え

https://www.youtube.com/watch?v=0hAL7emClFM

キアヌ・リーブス&アレックス・ウィンター主演のSFコメディ、『ビルとテッド』シリーズの最新作『Bill & Ted Face the Music(原題)』の米国版予告編が公開された。

1989年製作『ビルとテッドの大冒険』、1991年の続編『ビルとテッドの地獄旅行』に続く29年ぶりの第3作には、キアヌ演じるセオドア・“テッド”・ローガン、アレックス演じるビル・プレストンによるバンド「ワイルド・スタリオン」が年齢を重ねて再登場。逆に言えば年齢しか重ねていないように思える“変わらなさ”を堪能してほしい。

「25年前、あなた方は全世界の前でライブをやった。1ヶ月前には、カリフォルニアの田舎でライブをやった。客は40人で、ほとんどが2ドルのタコス目当て。ビル&テッド、自分たちに言いたいことはないの?」。未来からやってきた女性の問いかけに、ビル(アレックス)は「お互いに良くあろう(Be excellent to each other.)」、テッド(キアヌ)は「楽しもうぜ!」と答える。昔からの決めゼリフを耳にして、訪問者たちは揃って沈黙である。

かつて世界のために冒険を繰り広げたビルとテッドには、新たな使命があった。女性いわく、「我々が知るように、あなた方は世界をひとつにし、この現実を守らなければなりません」。いまや二人は夢破れた中年だが、テッドはビルに「俺たち、ずっと世界をひとつにする曲を作ろうとしてきたじゃない。そんな曲を作れた未来へ行こう」と提案する。「で、俺たちの曲を使わせてもらうんだ!」とビル。「パクるってこと?」「自分からパクることの何がパクリなのよ?」

おなじみの電話ボックス型タイムマシンに乗って、ビルとテッドは再び未来にやってくる。降り立った先には、男気あふれる囚人たちの姿があった。「俺たちの曲、どうかな?」。尋ねる囚人に、テッドは「ちょっとダークだけど…うん、いいね」。今回のタイムトラベルで二人を助けるのは、予告編にもチラリと姿を見せる娘たちと、新たに登場する歴史上の人物、そして音楽界のレジェンドたち。どんな顔ぶれが登場するのかも『ビルとテッド』シリーズのお楽しみだ。

出演者はキアヌ・リーブス&アレックス・ウィンターのほか、二人の娘役で『レディ・オア・ノット』(2019)のサマラ・ウィーヴィング、Netflixドラマ「ユニークライフ」(2017-)のブリジット・ランディ=ペイン。“死神”グリム・リーパー役のウィリアム・サドラーが復帰するほか、人気ラッパーのキッド・カディが本人役で出演することも判明済みだ。脚本はシリーズ前2作のクリス・マシソン&エド・ソロモンが執筆し、監督は『ギャラクシー・クエスト』(1999)や『ディック&ジェーン 復讐は最高!』(2005)のディーン・パリソットが担当。製作総指揮にはスティーブン・ソダーバーグが名を連ねた。

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Source: IndieWire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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