ついに続編がヴェールを脱いだぞ!『ブレードランナー2049』予告編第2弾を秒単位で分析&解説

【0:52】キューバ人女優アナ・デ・アルマス。本作ではジョイという名のレプリカントを演じるようです。「世界で最も美しい顔100人」に何度も選出されている女優さんです。ブレードランナーであるエージェントKと対峙して、こんなことになっているということは・・・前作のレイチェルに似た役どころなのでしょうか。
ロビン・ライト「壁などないと公言すれば、おまえは戦争を引き起こすことになるだろう」
さらっと大事なこと言ってますね。「壁」とは当然、人間とレプリカントを隔てる“何か”のことだと思いますが……。
【0:58】2049年のラスベガス。LAとは違い、荒れ果てたディストピアとなってしまっているようです。明るいところでスピナーが観れる嬉しいシーンでもありますね。行方をくらましたデッカードを探しているようです。
【0:59】環境破壊が進んだせいか、それとも核戦争でもあったのか、ラスベガスがここまで荒廃した理由はなんでしょう。赤い砂と異様なオブジェが醸し出す雰囲気は、雨と夜の印象が強いブレードランナーの世界観に思いのほかマッチしています。
【1:02】ハングル文字のサインがある建物の前のエージェントK。ホテルのような建築ですが、ここにデッカードは隠遁しているのでしょうか。
デッカード「警察だな」
【1:09】建物内部、罠もしくはセンサーを躱すエージェントK
デッカード「俺もかつては同じ仕事をしていた。優秀だった」
【1:13】デッカード登場。ところで第一弾予告でも、公式ポスターでもデッカードはこのTシャツ一枚、お腹周りがやるせない恰好なのですが、トレードマークのコートを着る場面はあるのでしょうか。
【1:15】よく見ると顔中傷だらけのK。時系列は先ほどの血まみれになった戦闘のあとのようです。
K「知ってる」
デッカード「目的はなんだ」
K「聞きたいことがあるんだ」
【1:26】海の上を飛ぶスピナー。前作の公開後、先ほどのブラスター同様、ファンの興味を集めたこの乗り物。なんでも通常のエンジンの他に、飛行用のジェットエンジン、垂直離陸用の反重力エンジンと、三つのエンジンを搭載しているそうです。この小型の車体のどこにそんなものが?また、主翼も尾翼も見当たりませんが、どうやって風圧を逃がし空中でバランスをとっているのでしょう、未来の技術おそるべしでございます。
【1:27】美しいショットですが、スピナーの窓に映りこむのは、先ほどのアナ・デ・アマルス演じるジョイのお仕事中の姿。ジョイは「Joi」と表記するようです。前作ではセクシャルな目的で生み出されたレプリカントも登場しましたので、ジョイさんは、そんな職種なのかもしれません。すごく楽しみ、じゃなくていつの世も世知辛いのは変わりませんね。
【1:29】ここはどこでしょう。酸性雨が降りしきるLAでもなければ、ラスベガスでもない、小雪のちらつく第三の土地のようです。
ジャレッド・レト「未来への鍵が」
【1:30】手の動きを気にするエージェントK。この仕草は前作において、寿命が近いレプリカントのリーダー、ロイ・バティーが見せていたものと似ています。エージェントKはレプリカントなのか?