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『ブレードランナー 2049』米国試写より絶賛の声が次々到着!「SFを代表する作品」「前作よりも良い」「撮影が神」

ブレードランナー 2049
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映画ブレードランナー 2049』の試写がアメリカにてスタートしたようだ。現地メディアの関係者たちが、SNSを通じて次々に感想を伝えてくれている。

1982年にリドリー・スコット監督が世に放った傑作SF映画『ブレードランナー』は、現在に至るまで数多くの観客を虜にし、熱狂的なファンを生み出し続けている恐るべき作品である。その“25年越しの続編”を手がけたのは、『ボーダーライン』(2015)や『メッセージ』(2016)で「天才」と評されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督だ。否応なしに上げられたハードルに、彼はどのように挑んだのか。そしていち早く本編を観た人々は、その挑戦をどう受け止めたのか……?

絶賛の嵐、前作は「観なくてもいい」?

まずは現地メディアの中でも、いつも“ズバ抜けて熱い”感想を語ってくれる人物からご紹介しよう。米Colliderのスティーブン・ワインストローブ氏だ。

みんながドゥニ・ヴィルヌーヴに頭を垂れる。『ブレードランナー 2049』で彼は不可能を可能にし、巨大なホームランを飛ばしてみせました。大好きな作品です。
『ブレードランナー 2049』にはネタバレがたくさんあって、映画のあらすじでさえネタバレになってしまいます。もし観るつもりなら、レビューを読むことも避けてください。
もしこの映画に興味がないとしても、ロジャー・ディーキンスによるすさまじい撮影には入場料金の価値があります。彼は神です。」

また前作『ブレードランナー』を観ていない若い映画ファンに対して、ワインストローブ氏はこんなメッセージも送っている。

『ブレードランナー 2049』を観るために、オリジナルの『ブレードランナー』を観ておかなくてもかまいません。ただし観ておけば、映画をより楽しめることは間違いないでしょう。」

同じく前作と絡めながら『2049』の感想を記したのは、米Fandangoのエリック・デイヴィス氏だ。

『ブレードランナー 2049』はSFを代表する作品です。これほど深く描かれたジャンル映画を観ることはもはやないでしょう。非常に素晴らしいビジュアルには恍惚とさせられます。
今回の『ブレードランナー』はオリジナル版より優れていると思いますし、またドゥニ・ヴィルヌーヴが現在最もエキサイティングな仕事をする映画監督であることを証明しているとも思います。」

また米CinemaBlendのエリック・アイゼンバーグ氏は、あくまで単独の映画としてその魅力を語っている。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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