初ドラマ「ブレードランナー 2099」は「筋金入りファンでも気に入る」と出演者ミシェル・ヨー宣言

リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔『ブレードランナー』には特別な思い入れを抱くファンも多い。そんなシリーズ初の実写ドラマとなる「ブレードランナー 2099」が2026年にAmazon Prime Videoで配信されることが決定し、早くも日本のファンからも注目を集めている。
第2作『ブレードランナー 2049』(2017)の50年後にあたる2099年を舞台に、全10話で描かれる。その世界は一体どうなっているのか?ハリソン・フォードが演じたデッカードや、ライアン・ゴズリングが演じたKが残した影響は?現時点であらすじは一切明らかになっていない。
注目の出演者のひとりであるミシェル・ヨーは米Colliderにて、この期待のシリーズへの意気込みを披露。すでに撮影を終えているという立場から、次のように述べている。
「『ブレードランナー』の映画がお好きなら、きっと本作も気に入りますよ。筋金入りのファンでさえも“おお、なるほど”と納得するような世界が作られています。現時点では、これ以上のことはお話しできません。」
配信は2026年の予定で、おそらく後半になると見られる以上の詳細はない。リリース時期についてはヨーも「息を呑んで待っています。“お願い、ヒントをちょうだい!”って感じですね」とコメント。「きっと、彼らは完璧に仕上げたいのだろうし、マーケティングの戦略も練っているのでしょう」と理解を示した。「それが重要なことはご存知ですよね。全員でボートに飛び乗り、全員が同じ方向を向いて、このドラマと世界に出会う船出への準備を整えるためにね」。
『ウィキッド』シリーズや『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)のミシェル・ヨーほか、「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)のハンター・シェイファー、『マッドマックス:フュリオサ』(2024)のトム・バーク、「ラブ・アディクト」のディミトリ・アボルド、「ブラック・ミラー」のルイス・グリッベン、『死霊館のシスター 呪いの秘密』(2023)の、ケイトリン・ローズ・ダウニー、『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(2021)のダニエル・リグビーらが参加する。
脚本・ショーランナーを「シャイニング・ガール」(2022)の新鋭シルカ・ルイザが担い、第1話・第2話の監督を「SHOGUN 将軍」(2024-)のジョナサン・ヴァン・タルケンが務め、プロデューサーも兼任。製作総指揮には『ブレードランナー』(1982)のリドリー・スコット、「オザークへようこそ」のスティーヴン・ジョンソン、『ブレードランナー 2049』脚本家のマイケル・グリーンとプロデューサーのシンシア・ヨーキンらが名を連ねている。
「ブレードランナー 2099(原題)」は、2026年にAmazon Prime Videoで配信予定。
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