ドラマ「ブレードランナー 2099」、6月にプラハとスペインで撮影開始 ─ ミシェル・ヨー出演、『ブレードランナー 2049』50年後描く

巨匠リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔『ブレードランナー』シリーズ初となる実写ドラマシリーズ「ブレードランナー 2099(原題)」の撮影開始時期が明らかとなった。
米Colliderによると、Amazon Prime Videoで配信予定のリミテッドシリーズは、2024年6月にチェコのプラハとスペインでクランクインとなり、撮影は12月まで続く予定だ。
もともと本シリーズは2023年夏に撮影開始の予定だったが、ハリウッドで起きた二重ストライキで製作が一時中断に。その影響で、ロケ地が北アイルランドのベルファストからチェコ・プラハへと変更になったと報じられていた。
ドラマ版の舞台は、映画シリーズ第2作『ブレードランナー 2049』(2017)の50年後。プロットなどの詳細は伏せられているが、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたミシェル・ヨーが、「人生の終わりに近いレプリカント」と称されたオルウェンというキャラクターを演じることが決定済み。
オリジナル版でメガホンを取ったスコットと、『ブレードランナー 2049』で脚本を手がけたマイケル・グリーン、プロデューサーのシンシア・ヨーキンが製作総指揮で参加。Apple TV+のドラマ「シャイニング・ガール」(2022)「Halo」(2022‐)のシルカ・ルイサがショーランナー・脚本・製作総指揮を担い、「SHOGUN 将軍」(2024‐)第1話&第2話でメガホンをとったジョナサン・バン・トゥレケンがエピソード監督を務める。
スコット&グリーンの関与により、シリーズの哲学と世界観の継続性が期待でき、チームに新たに加わるルイサとトゥレケンが新鮮な視点をもたらしてくれそうだ。
キャストのミシェル・ヨー、新旧のクリエイティブチームが最強タッグを組む「ブレードランナー 2099(原題)」は、2024年6月にチェコのプラハとスペインにて撮影始。
▼ ブレードランナーの記事
ハリソン・フォードって誰?『ブレードランナー』での起用、リドリー・スコットが出資者を説き伏せていた ─ 「彼はまだスターじゃなかった」 監督が語るキャスティング秘話 『ブレードランナー 2049』製作会社、イーロン・マスクとワーナーを訴訟 ─ 無断の生成AI画像がRobotaxi発表に使用され 拒否されたにも関わらず使用? 「ブレードランナー 2099」に『マッドマックス:フュリオサ』警護隊長ジャック役トム・バークが参戦 ミシェル・ヨーと共演 リドリー・スコット、「好きな映画を4本教えて」と聞かれて自作『ブレードランナー』を挙げる ─ 「この映画があらゆるものの基準になった」 『スター・ウォーズ』との出会いも 『ブレードランナー』『2001年宇宙の旅』『ショーシャンクの空に』4K ULTRA HD&ブルーレイセット9月25日発売決定 ─ 新デザイン・アートのスチールブック仕様 まとめてゲットだ!
Source:Collider