ドラマ「ブレードランナー 2099」ミシェル・ヨー出演決定 ─ 人生の終わりに近いレプリカント役演じる

SF映画の金字塔『ブレードランナー』シリーズ初となるドラマシリーズ「ブレードランナー 2099(原題:Blade Runner 2099)」に、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)などのミシェル・ヨーが出演することがわかった。米Varietyが報じている。
本作はAmazon Prime Videoで配信予定のリミテッドシリーズ(1シーズン限り)で、『ブレードランナー』(1982)と『ブレードランナー 2049』(2017)の続編となる。プロットなどの詳細は伏せられているが、Varietyの情報筋によれば、ヨーはオルウェンという名の役を演じるとのこと。同キャラクターについては「人生の終わりに近いレプリカント」とだけ説明されている。
アジアを代表する俳優のミシェル・ヨーは、『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)でハリウッドに進出。2023年には『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で賞レースを席巻し、アカデミー賞ではアジア人として初の主演女優賞を獲得した。他にも『グリーン・デスティニー』(2000)、『クレイジー・リッチ!』(2018)など話題の映画に多数出演しており、近年は「スター・トレック:ディスカバリー」や「ブラザーズ・サン」などドラマ作品でも活躍している。次回作として、「スター・トレック:ディスカバリー」のスピンオフ映画『スター・トレック:セクション31(原題)』への出演が決定済みだ。
本作「ブレードランナー 2099」には、『ブレードランナー』を手がけたリドリー・スコット監督と、『ブレードランナー 2049』脚本家のマイケル・グリーンとプロデューサーのシンシア・ヨーキンが製作総指揮として参加。ショーランナー・脚本・製作総指揮をApple TV+のドラマ「シャイニング・ガール」のシルカ・ルイサが務める。またエピソード監督として、真田広之主演ドラマ「SHOGUN 将軍」の第1話&第2話でメガホンをとったジョナサン・バン・トゥレケンの参加が発表されている。
2023年夏より撮影開始の予定だったが、ハリウッドでのストライキによって製作が一時中断。この影響で、撮影地も北アイルランド・ベルファストからチェコ・プラハへと移った。当初の撮影開始は2024年4月と伝えられていた。Amazon Prime Videoで世界配信予定。
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Source:Variety