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『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』ゲーム化 ─ 伝説のホラー映画、狂気ホラーの名手によって復活

https://www.youtube.com/watch?v=RhaDPDf-xsM スクリーンショット

1999年製作、伝説のフェイクドキュメンタリー・ホラー映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が、20年の時を経てゲームとして帰ってくる。

映画版の続編『ブレアウィッチ2』(2000)、2016年製作『ブレア・ウィッチ』を経て登場するXbox One/PC用ゲーム『Blair Witch』は、物語の舞台はもちろん、主人公の目線で物語が展開するという最大の特徴を継承した“本気のサイコロジック・ホラーゲーム”だ。

1996年、メリーランド州バーキッツヴィルにあるブラック・ヒルズの森にて少年が失踪した。過去に問題を抱えた元警官のエリスは少年の行方を追ってブラック・ヒルズに入っていくが、ありふれたものだったはずの捜査は、やがて恐怖の連鎖へと繋がっていく。

本作は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』からインスパイアされた、映画とは異なる新たなストーリーが描かれる、“ゲームそのものがプレイヤーの恐怖やストレスを学んでいく”というサイコホラー。プレイヤーは主人公エリスを操作してブラック・ヒルズの森に入っていき、プレッシャーや危険に直面する中で自分自身を知ることになっていくのだ。エリスの過去には何があったのか、時間と空間が歪んだ森の中でプレイヤーは何を目撃するのか……。

ゲーム版の製作を手がけるのは、一人称視点のホラーゲームとして世界的人気を誇る『レイヤーズ・オブ・フィアー』(Layers of Fear)シリーズのBloober Team。狂気にあふれたサイコホラーの傑作を送り出してきた製作チームが、今度は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の世界観で新たな恐怖を生み出す。

ゲーム『Blair Witch』は2019年8月30日、Xbox One/PCで発売

『Blair Witch』公式サイト:https://blairwitchgame.com/

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。