【ネタバレ】「ボバ・フェット」最終話、ラスト解説 ─ ついに完結、アノ人物は一体

この記事には、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」チャプター7のネタバレが含まれています。

ボバ・フェット&マンダロリアン VS パイク・シンジケート最終決戦
ドラマ「ボバ・フェット」最終話となるチャプター7では、マンドー/ディン・ジャリンがボバ・フェットらと合流、モス・エスパを舞台にパイク・シンジケートとの「戦争」がついに勃発した。
廃墟となったサンクチュアリでの篭城戦(スター・ウォーズのヒーローたちはよく篭城戦を強いられる)に挑んだボバたちは、モス・エスパの民を加勢につけたパイク陣営の猛攻に劣勢。ボバとマンドーはジェットパックで飛び回りながら武器を駆使して応戦するも、全方位からの集中砲火に流石に歯が立たない。そこにモス・ペルゴ改めフリータウンの戦士たちが援軍に現れ形勢逆転。と思いきや、シールドを張った巨大な破壊兵器スコーペネク・ドロイド二機が到来し、またも窮地に立たされる。
絶体絶命のピンチに陥っていたところ、ボバがジャバの宮殿からランコアを手懐けて戦線復帰。その圧倒的な怪力でドロイドを打ち破り、そこにマンドーのダークセイバーやグローグーのフォースの力も加わって、彼らはなんとかパイクとの戦いに勝利するのだった。
戦いの後、ボバは銀河で最も悪名高い賞金稼ぎキャド・ベインと因縁の再会。早撃ちの対決にこそ敗れるものの、とどめを差しに接近したベインをタスケンのガタッフィ・スティックで倒したのだった。
一方、主人を失って暴走したランコアは、グローグーがルーク・スカイウォーカーに教わったであろうフォースの術で眠らせ、モス・エスパの騒動は一件落着。パイクのボスや市長ら黒幕たちは、暗殺に現れたフェネック・シャンドの手によって一人残らず始末された。
こうしてボバ・フェットは街の統治者としての評判と名声を確たるものとし、マンドーはグローグーと共にハイパースペースでどこかに飛び去っていくのだった。

「ボバ・フェット」おまけシーンにあのキャラクターが再登場
「ボバ・フェット」チャプター7には続きがあり、エンドクレジットの途中では「オマケ映像」が登場している。シリーズ前半でボバも療養に使用していたバクタ・タンクに浸かる人物と、その側に立つ別の人物の映像だ。
タンク内の人物はコブ・ヴァンスだ。違法なスパイス商売を締め出し、フリータウンを平和に取り仕切っていたリーダーだったが、チャプター6で現れたキャド・ベインの凶弾に倒れていた。そのため最終話のモス・エスパ戦にも不在だったわけだが、どうやら一命は取り留めていたらしい。

その隣のドレッドヘアが印象的な男といえば、チャプター4に登場した機械の右腕を持つ闇医師だ(演じているのはサンダーキャットというミュージシャン。日本のアニソンが大好きらしい)。
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役名をModifier、つまり“修正屋”であるこの男、チャプター4ではタトゥーを掘るような感覚で客にサイボーグ手術を施しており、フェネック・シャンドも彼のオペによって一命を取り留めている。ということは、コブ・ヴァンスも彼によってこれからサイボーグ人間化されるということだ。
人気俳優ティモシー・オリファントが演じ、「マンダロリアン」でも重要な役割を担ったコブ・ヴァンスだから、「ボバ・フェット」で出番を終わらせずに再登場させるというのは納得である。問題は、今後どのような立場で現れるのかということ。わざわざミッド・クレジット・シーンで映したくらいなのだから、それなりにカギを握る立場になることは間違いない。“生前”と同じく、マンドーと志を共にして協力者となるのか、それともキャド・ベインに敗れたことによって弱肉強食の摂理に気づき、危険なアウトローと化してしまうのか。再登場の場として考えられるのは、早ければ2022年中の配信も予想される「マンダロリアン」シーズン3となるだろう。
「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」はディズニープラスにて独占配信中。
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