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【ネタバレ】「ボバ・フェット」チャプター2のカッコいいアイツ、ドラマ「オビ=ワン」に繋がるんじゃないの説

ボバ・フェット/The Book of Boba Fett
(C)2021 Lucasfilm Ltd.

この記事には、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」チャプター2「タトゥイーンの部族」のネタバレが含まれています。

ボバ・フェット/The Book of Boba Fett
(C)2021 Lucasfilm Ltd.

「ボバ・フェット」チャプター2は、チャプター1に引き続き、ジャバ・ザ・ハットの王座を奪い、タトゥイーンの新たな“大名”として君臨するボバ・フェットの現在と、『エピソード6/ジェダイの帰還』のサルラックから生還した後、タスケン・レイダーの一族に捕らえられていた過去の、2つの時間軸が描かれた。

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現在の物語では、ボバがタトゥイーンの市長の元を訪問した後に「サンクチュアリ」を訪れていたところ、ハット族の兄弟を駕籠台に乗せた大名行列がやってくる。この二体、『エピソード6/ジェダイの帰還』でやっつけられた悪名高きギャングのボス、ジャバ・ザ・ハットのいとこだ。

ハットの双子とボバ・フェットは、モス・エスパがどちらの支配下にあるのかについて対立する。そこにハット側からの刺客として、いかにも戦闘力高そうに登場するのが黒いウーキー族の戦士だ。彼の威風堂々たる姿を見てもボバは「俺も手加減はしない。縄張りは渡さん」と動じない。

両陣営は一触即発の状況となるが、「流血は商売の邪魔」と見たハットが日を改めることを提案。ひとまずその場はお開きとなると、ウーキーの戦士はボバを睨みつけて去っていくのだった。

ブラック・クルルサンタン、見参!

ウーキー族といえばハン・ソロの相棒チューバッカが最も有名だが、この戦士はもっと凶暴に見える。彼はおそらく、ブラック・クルルサンタンという名のバウンティ・ハンターだ。ジャバ・ザ・ハットに雇われていたことがあり、やがてボバ・フェットと一緒にダース・ベイダーに招集され、帝国の仕事を請負ったこともある。

実は「スター・ウォーズ』正史コミックの中で、ブラック・クルルサンタンはあのオビ=ワン・ケノービと対決している。水分税の徴収を妨害した男を捕まえるためジャバ・ザ・ハットが彼を雇った時のことだ。ブラック・クルルサンタンは、ルーク・スカイウォーカーの育て親であるオーウェン・ラーズの水分農場付近に行き着き、オーウェンを人質に取る。そこに、ルークを見守るため隠遁していたベン・ケノービことオビ=ワン・ケノービが登場し、ブラック・クルルサンタンとの戦いを繰り広げるのだ。結果は?もちろんジェダイが勝利する。

ドラマ「ボバ・フェット」の今後のエピソードで、ハット族とブラック・クルルサンタンが再登場する可能性は高い。そうなれば、今度こそボバとブラック・クルルサンタンは容赦ない決闘を繰り広げることになるだろう。

事実上、この戦士はオビ=ワンと戦っており、それを生き延びているということになる。次のドラマ「オビ=ワン・ケノービ」で、その戦いが描かれる可能性もあるはずだ。コミックでブラック・クルルサンタンはオビ=ワン相手に闘争本能剥き出しで戦いつつ崖から転落するが、これを生き延びるという展開がある。「オビ=ワン・ケノービ」と「ボバ・フェット」が相互的に繋がるとしたら面白い。「オビ=ワン・ケノービ」『エピソード3/シスの復讐』から10年後を描く内容。2022年配信予定だ。

「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」はディズニープラスにて独占配信中。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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