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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ダニエル・クレイグ、ジェームズ・ボンド役を卒業して恋しく思うことは?

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
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ダニエル・クレイグジェームズ・ボンド役を演じる最終作、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が度重なる延期を経てついに公開された。15年に渡り全身全霊を注いできた大役の務めを終えた現在、クレイグはシリーズに対してどんな想いを寄せているのだろうか?

ピアース・ブロスナンからジェームズ・ボンド役を引き継ぎ、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)をはじめ、『007 慰めの報酬』(2008)、『007 スカイフォール』(2012)、『007 スペクター』(2015)、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』までシリーズを牽引してきた英国出身の俳優、ダニエル・クレイグ。The New York Timesのインタビューにてクレイグは、『007』シリーズで恋しく思うことについて問われたところ、“チームワーク”と答えている。

「この企画が始動してから、もうすぐ5年になりますが、もどかしさを感じることや不安になることもありました。実現しないのではないかと思うこともありましたが、信じれられないほどにまでクリエイティブなプロセスだったので、それは恋しくなるでしょう。もちろん他の作品でもやりがいは感じますが、それでもボンド映画に勝るものはありません。」

『007』シリーズといえば、壮大なロケーション、スペクタクルなガンアクションやカーチェイスが魅力のひとつで、それらはいずれも大規模な撮影を伴う。このプロセスは決して簡単なことではなく、成功に導くには、キャストはもちろんのこと、監督をはじめとする製作間の連携が上手くいかなければならない。クレイグは製作陣と一致団結して、その困難を幾度に渡り乗り越えてきたのだ。

またダニエル・クレイグは、ジェームズ・ボンド役について「やり尽くしました。出来る限りのことはしました」としながらも、「彼は私のためにこれまでと同じようにそばにいます。だから、どうでしょう。明確な答えはありません」と思いを語っている。クレイグによるボンド映画最終作、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は全国公開中だ。

Source:The New York Times

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。