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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』監督、ジェームズ・ボンドというヒーローを語る ─ 特別映像の字幕版が到着

使用不可_007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる『007』シリーズ最新作、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が2020年4月10日(金)に公開される。これに先駆けて、脚本・監督のキャリー・ジョージ・フクナガのナレーションによる特別映像の日本語字幕版が到着した。

映像では、キャリー・ジョージ・フクナガ監督が“ジェームズ・ボンド”というヒーロー像について初めて語っている。監督も「スクリーンに白い丸が現れるとアドレナリンが吹き出してくる」と口にするのは、シリーズの伝統である、銃口からジェームズ・ボンドのシルエットが登場するし、ボンドがカメラに向かって銃を撃つシーンだ。

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前作『007 スペクター』(2015)から5年経ったことを踏まえ、フクナガ監督は「脚本家、そして監督としてボンドを捉え直すことに重点をおいた」と明かす。「00の任務にもがく姿は傷ついた獣のようだ」「世界は変わった。そしてルールも変わった。非対称戦争時代のスパイのルールも複雑になった。ボンドが家族のように想う仲間も、みな脅威に晒されている」。映像に捉えられているのは、ボンドの恋人マドレーヌ(レア・セドゥ)の思いつめた表情。シリーズのファンならば、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)のボンドガール、ヴェスパー(エヴァ・グリーン)を思い出さずにはいられない。

ラミ・マレックが演じるのは、ボンドの宿敵スペクター以上の頭脳派で、シリーズ史上最凶の敵。監督いわく、今回は「最初から最後までノンストップ、レースさながら」。激しいカーチェイスやバイクチェイス、銃撃戦や肉弾戦など、息つく暇のないアクションシーンに注目だ。「『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はボンドの集大成」だと、本作でボンド役引退を公言したダニエル・クレイグにふさわしいフィナーレも示唆されている。「シリーズの根底にあるもの、危険であり感情が揺さぶられるもの、そして語られることのなかったもの、全てが明らかになる。ダニエル・クレイグにとっての最終章だ」。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ジェームズ・ボンドは現役を退き、ジャマイカの地で穏やかな生活を満喫していた。ところが、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わりを迎える。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なものだったのだ。やがて、ボンドは脅威をもたらす最新技術を有する黒幕を追うことになる……。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
Credit: Nicola Dove © 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

本作にはジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグのほか、『007 スペクター』(2015)からマドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役のクリストフ・ヴァルツ、『007 慰めの報酬』(2008)からフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトが復帰。M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、マネーペニー役のナオミ・ハリスも続投する。さらに新キャストとして、悪役サフィンを演じるラミ・マレックのほか、「00」エージェントのノミ役にラシャーナ・リンチ、パロマ役にアナ・デ・アルマスらが登場。脚本・監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)のキャリー・フクナガが務め、主題歌にはビリー・アイリッシュがシリーズ史上最年少で起用された。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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