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『マジック・マイク』マット・ボマー、1980年代エイズ危機の実話映画に主演へ ─ 「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」ルース・ウィルソン共演

マット・ボマー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19779526385/

『マジック・マイク』シリーズや「ホワイトカラー」(2009-2014)などで知られるマット・ボマー、「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」(2019-)のルース・ウィルソンが、1980年代のエイズ危機下を舞台に描く映画The Book of Ruth(原題)で主演を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。

本作はエイズ患者を献身的に介護した、シングルマザーでキリスト教信者のルース・コッカー・バークスの実話に基づく作品。1983年、バークスは仕事や6歳の娘ジェシカの世話をし、信念を貫くために忙しい日々を過ごしていた。ある日、新しく引っ越して来たハンサムな隣人がゲイであり、パートナーをエイズで亡くしていることを知ったバークスは、国を席巻するエイズについて学ぶことを決意する……。ルース・ウィルソンがバークス役に扮し、マット・ボマーがパートナーを亡くしニューヨークから故郷に戻って来たゲイ役を演じる。

ルース・ウィルソン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48383766287/

The Book of Ruth(原題)』で監督を務めるのは、2度のトニー賞候補となった演出家マイケル・アーデン。このたび映画監督デビューを果たすことになったアーデン監督は、本作について以下のようにコメントしている。

「本作のような、危機的状況の中でも他者への思いやりや責任を持つ人々を描ける機会を得られたことを光栄に思います。私は同性愛者として、偏見や反対者と向き合ったルースの物語は、現代においてとても必要なものだと感じるのです。私たちは覚えておく必要があります。エイズの流行で亡くなった多くの人々のことや、ルースを含めエイズで苦しんでいる人々を助けるために、自身の立場や生活を捧げた人たちがいたことを。

なお『The Book of Ruth(原題)』の撮影は2020年内を予定しているという。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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