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新DCドラマ「ブースターゴールド」企画進行中 ─ 未来からやってきたスーパーヒーロー、「海賊になった貴族」脚本家が就任

DCコミックス
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『スーパーマン』(2025)が大ヒット中の新DCユニバースより、新たなドラマシリーズ「ブースターゴールド(原題)」の企画開発が進められていることがわかった。米Deadlineが報じている。

ブースターゴールド/マイケル・ジョン・“ブースター”・カーターは、未来のフットボールの奨学金を得て大学に通っているものの、ギャンブルのために退学処分となったことからスーパーヒーローに転身。20世紀に戻って活躍するが、富と名声への執着で周囲を戸惑わせる異色のキャラクターだ。1986年にコミックに初登場したのち、ドラマ「ヤング・スーパーマン」「レジェンド・オブ・トゥモロー」に登場した。

単独ドラマ「ブースターゴールド」は、2023年にDCスタジオ代表のジェームズ・ガンが第1章「Gods and Monsters」のラインナップを発表した際、当初から計画されていたタイトル。当時は「魅力的な男で未来の負け犬。未来のテクノロジーを携えて現代に戻り、スーパーヒーローになって人気者になろうとする」として、「ペテン師症候群を描くスーパーヒーローもの」と説明されていた。

報道によると、パイロット版の脚本家は「海賊になった貴族」(2022-2023)のデヴィッド・ジェンキンス。同作はHBO Max(Max)で人気を博したが、ワーナー・ブラザースがシリーズを一方的に打ち切ったことで物議を醸していた。しかし、同じくHBO Maxで製作される本作に参加している以上、両者の関係は良好ということだろう。シリーズ化が実現した場合、ジェンキンスがそのままショーランナーを務める計画だという。

本作は新DCユニバースのドラマシリーズとして、「ピースメイカー」シーズン2、「ランタンズ(原題)」に続く作品になるとみられる。別のユニバースながら、同じくDCドラマ「THE PENGUIN ―ザ・ペンギン―」(2024)が24部門にノミネートされる快挙をなしとげた直後とあって、やはり現在のDCはすさまじい勢いだ。キャスティングなどの続報を待とう。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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