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DC映画『バーズ・オブ・プレイ』米国版予告編 ─ ハーレイ・クインと女性チームの「解放」を懸けた戦い

https://www.youtube.com/watch?v=BHWHex5nH0U

『スーサイド・スクワッド』(2016)ハーレイ・クインを主人公とするDC映画、『バーズ・オブ・プレイ(邦題未定、原題:Birds of Prey (And The Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)』の米国版予告編が公開された。

「ハーレイ・クイン、って何か知ってる? ハーレイ・クインの役割は仕えること。マスターがいないとなんにもないんだ、それ以上のことは誰も気にかけてくれないし」

マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインの語りから、今回の予告編は幕を開ける。『スーサイド・スクワッド』(2016)でジャレッド・レト演じるジョーカーと仲睦まじかったハーレイは、「ジョーカーとは別れた」と言い、髪を切り、ジョーカーの絵にナイフを投げつける。「新しいスタートを切りたかった。そしたら、ゴッサムで解放されたがってるのは私だけじゃないってわかった」。次々に映し出されるのは、バーズ・オブ・プレイのメンバーとなるブラックキャナリー、レニー・モントーヤ刑事、そしてハントレスだ。

「最高のニュースだ!」。3人が逆さ吊りにされた部屋で、ゴッサムにて暗躍する男ローマン・シオニス/ブラックマスクが叫ぶ。「ミス・クインを私のものに」。“解放的”な毎日を過ごしていたはずのハーレイ、そして幼いカサンドラ・ケインの前に男たちが現れる。「よく聞けよ、クイン。君には俺が必要なんだよ」

ローマンがハーレイたちを探しまわる中、ハーレイとバーズ・オブ・プレイは手を組むことになる。「誰もここから出られない。私たちが手を組まないかぎり」とハーレイが言えば、レニー刑事は「あなたも?」。いよいよハーレイの勢いは止まらない。「これ楽しくない?お泊まりみたいだよね。ピザ頼まなきゃ、お酒も作ろうよ」「ハーレイ、集中して」「オーケー」。

予告編を貫くのは、エディット・ピアフの「愛の讃歌」。いささか長い原題のサブタイトルにある「The Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn」、和訳すれば「とある道化師(ハーレイ・クイン)の超さわやかな解放」という言葉の意味もおのずとわかるというものだろう。

「みんなが怖がらなきゃいけないのは私。あんたじゃないし、Mr. J(ジョーカー)でもない。だって私はハーレイ・イカレてる(freakin’)・クインだから!」

ハーレイ・クインをはじめ、魅力的なDCの女性キャラクターが活躍する『バーズ・オブ・プレイ』には、コミックファンにはおなじみの、ブラックキャナリー、ハントレス、レニー・モントーヤ刑事が登場。彼女たちの前に立ちはだかるのは、バットマン不在の無秩序なゴッサム・シティで暗躍する男ローマン・シオニス/ブラックマスクと、彼に仕えるビクター・ザーズ。ハーレイとバーズ・オブ・プレイは、少女カサンドラ・ケインを危険から守る任務に挑むことになると伝えられていたが、予告編を見るかぎり、どうやら一番狙われているのはハーレイ・クインのような……。

ブラックキャナリー役のジャーニー・スモレット=ベルは、J・J・エイブラムス&ジョーダン・ピール製作総指揮のドラマ「ラブクラフト・カントリー(原題:Lovecraft Country)」にヒロインとして抜擢。ハントレス役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドは『スコット・ピルグリムと邪悪な元カレ軍団』(2010)で高く評価され、『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)や『ジェミニマン』(2019年10月25日公開)で主役級を務めている。レニー・モントーヤ役のロージー・ペレスは『フィアレス』(1993)でアカデミー賞助演女優賞候補となり、数々の作品で存在感を発揮する。カサンドラ・ケイン役のエラ・ジェイ・バスコは、今後の飛躍が期待されるアジア系の新人女優だ。ブラックマスク役は『スター・ウォーズ』などのユアン・マクレガー、ビクター・ザーズ役は『アルゴ』(2012)『夜に生きる』(2016)のクリス・メッシーナが演じる。

DC映画の新機軸となる本作で監督を務めたのは、元新聞記者という異色の経歴を持つキャシー・ヤン。脚本は『バンブルビー』のクリスティーナ・ホドソンが執筆しており、本編には「サプライズが大量にある」とのこと。すでに明確なテーマ設定をいかに語ってくれるのか、そのストーリーテリングに期待が高まる。予告編でも冴えわたるアクション演出には『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督が参加しているだけに、ハードな戦闘シーンにも注目したい。なお、音楽は『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)のダニエル・ペンバートンが担当する。

映画『バーズ・オブ・プレイ(邦題未定、原題:Birds of Prey (And The Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)』は2020年2月7日に米国公開予定

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Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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