『TENET テネット』ジョン・デイビッド・ワシントンの新作スリラー、Netflixで2021年配信へ ─ 共演アリシア・ヴィキャンデル、製作ルカ・グァダニーノ

『TENET テネット』(2020)のジョン・デイビッド・ワシントン主演によるスリラー映画、『Born to Be Murdered(原題)』をNetflixが2021年に配信することがわかった。米The Hollywood Reporterが配給権の獲得を報じた。
本作は、『ブラック・クランズマン』(2018)と『TENET テネット』で一躍ハリウッドのスターダムを駆けあがるワシントンが、2019年にギリシャで撮影した一作。とある休暇中のカップルが、ギリシャ・アテネとイピロスにて暴力と陰謀の渦に呑み込まれていく。
主人公のカップルをワシントンとともに演じるのは、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)のアリシア・ヴィキャンデル。『リリーのすべて』(2015)『エクス・マキナ』(2014)では数多の映画賞に輝いた気鋭の女優だ。そのほか、『ファントム・スレッド』(2017)のヴィッキー・クリープス、『ザ・プレデター』(2018)のボイド・ホルブルックが出演している。

プロデュースは『君の名前で僕を呼んで』(2017)『サスペリア』(2018)監督のルカ・グァダニーノ。監督・原案は、グァダニーノと公私のパートナーだったフェルディナンド・シト・フィロマリーノが務め、脚本はケヴィン・ライスが執筆した。なお、フィロマリーノ監督にとって本作は初の英語作品となる。
Netflixはジョン・デイビッド・ワシントンとゼンデイヤの主演映画『Malcolm & Marie(原題)』の配給権も獲得しており、こちらの配信も待たれている。
Source: The Hollywood Reporter