『借りぐらしのアリエッティ』原作小説が実写化決定 ─『ソーセージ・パーティー』監督が交渉中

『借りぐらしのアリエッティ』(2010)としてジブリ映画化されたことでも知られる、メアリー・ノートンによる小説『床下の小人たち』を基にした映画化企画『The Borrowers(原題)』が始動したことがわかった。米Deadlineが報じている。
ユニバーサル・ピクチャーズ&ワーキングタイトルによる『The Borrowers』は、人間からあらゆる物を借りながら、イギリスの家の壁や床にひっそりと暮らしている小人家族を描くアクション・アドベンチャー。原作となる『床下の小人たち』は、米林宏昌による『借りぐらしアリエッティ』をはじめ、ピーター・ヒューイットによる『ボロワーズ 床下の小さな住人たち』(1997)の基となった作品として知られている。報道によると、アニメ化作品ではなく、『ボロワーズ 床下の小さな住人たち』と同様に実写映画となるとのことだ。
監督には現在、『ソーセージ・パーティー』(2016)『アダムス・ファミリー』(2019)コンラッド・ヴァーノンが交渉中。アニメ作品を主に手がけることで知られる監督だが、実写映画では一体どんな実力を発揮するのか気になるところ。脚本はパトリック・バーリー。『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(2021公開予定)などの気鋭脚本家だ。
プロデューサーには、『ジョニー・イングリッシュ』『ブリジット・ジョーンズ』シリーズなどのティム・ビーヴァン&エリック・フェルナーが名を連ねている。なお出演者や製作時期などについては不明のため、続報に期待したい。
Source: Deadline