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『スター・ウォーズ』ジョン・ボイエガ、『ブラックパンサー』シュリ役女優とSFラブストーリーに挑む ― 残り90分ぶんの酸素、絶望の中で甦る記憶

ジョン・ボイエガ レティーシャ・ライト
[左]©THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35852207790/ Remixed by THE RIVER

『スター・ウォーズ』新3部作のフィン役や『パシフィック・リム:アップライジング』(2017)のジョン・ボイエガが、『ブラックパンサー』(2018)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)シュリ役のレティーシャ・ライトと共演を果たす。

Deadlineによると、ジョン&レティーシャが共演する映画『Hold Back the Stars(原題)』は、SF作家ケイティ・カーンによる同名小説(邦訳版『君の彼方、見えない星』ハヤカワ文庫SF刊)を原作とするSFラブストーリー。突然の事故で宇宙空間に放り出された女性宇宙飛行士のカリスと料理人のマックスは、それぞれに残り90分ぶんの酸素だけが残されたまま闇の中を漂う。完全に絶望的な状況の中、やがて二人は、かつてどのように恋に落ちたのか、地球での記憶をたどり始めるのだった。

報道によると、映画版はウィリアム・シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」と、映画『ゼロ・グラビティ』(2013)が融合したような内容になるとのこと。小説をもとに脚本を執筆するのは、ホラー映画『テルマ』(2017)のハリウッドリメイク版にも起用された女性劇作家のクリスティ・ホール。監督は『アイ・オリジンズ』(2014)が高く評価されたマイク・ケイヒルが務める。

『スター・ウォーズ』で一躍トップスターへの仲間入りを果たしたジョン・ボイエガと、マーベル映画をきっかけに知名度を高めつつあるレティーシャ・ライト。いま最も注目される若手俳優ふたりは、“極限下のSFラブストーリー”という特殊な一本をどのように魅せてくれるのだろうか。

映画『Hold Back the Stars(原題)』の製作・公開時期は不明。ケイティ・カーンによる原作小説『君の彼方、見えない星』(ハヤカワ文庫SF刊)は発売中。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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