名作舞台のNetflix映画化『ボーイズ・イン・ザ・バンド』9月30日配信、場面写真が公開 ─ マット・ボマー&ザカリー・クイントが舞台から続投

同性愛者を赤裸々に描いた伝説的な同名舞台の映画化『ボーイズ・イン・ザ・バンド』が、2020年9月30日よりNetflixで独占配信される。この度、配信開始まで約1ヶ月に迫る中、待望の場面写真が初公開された。

劇作家マート・クロウリーによる原作『ボーイズ・イン・ザ・バンド』は、真夏の米国・ニューヨークを舞台に、同性愛者である、男性達の誕生日会での一夜を描く物語。1968年にオフ・ブロードウェイで初演を迎え、同性愛者を巡る問題を正面から描いた事が瞬く間に評判を呼び、1970年の終演までに1000回以上に渡り上演された名舞台だ。
1970年には、ウィリアム・フリードキン監督が『真夜中のパーティー』として映画化。2018年には、50周年を記念してリバイバル版が上演され、トニー賞・演劇リバイバル作品賞にまで輝いた。そして、2020年7月からは、安田顕主演『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~』が上演中で、同年8月27日〜30日は東京凱旋公演も実施される予定だ。現在も尚、同性愛者に対しての偏見や差別が色濃く残る社会の中で、実に重要な作品・内容であると言えるだろう。

本作の出演者には、リバイバル版からの豪華出演者・製作陣が再集結している。出演者には、「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」(2007-2019)のジム・パーソンズ、『マジック・マイク』シリーズのマット・ボマー、「シンプル・フェイバー」(2018)アンドリュー・ラネルズ、『スター・トレック』シリーズのザカリー・クイントなどが参加。製作には「glee/グリー」(2009-2015)「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011-)のライアン・マーフィーが、監督には舞台版を手掛けたジョー・マンテロが続投している。

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Source: IndieWire