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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』リアーナの主題歌「Lift Me Up」MVが公開 ─ 作詞・作曲にライアン・クーグラー監督も参加

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
© 2022 MARVEL.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の主題歌、リアーナ「Lift Me Up(リフト・ミー・アップ)」がリリースされ、ミュージックビデオが公開された。

「Lift Me Up」はリアーナにとって6年ぶりの新曲であり、『ブラックパンサー』(2018)などでブラックパンサー/ティ・チャラを演じた故チャドウィック・ボーズマンに捧げる一曲。作詞・作曲には、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』予告編で「No Woman No Cry」のカバーを担当したTems、監督・脚本のライアン・クーグラー、音楽のルドウィグ・ゴランソン、そしてリアーナ自身が名を連ねている。

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また、ミュージックビデオの監督は同じく『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の撮影監督であるオータム・デュラルドが務めた。

作詞・作曲のTemsは、楽曲のリリースにあたり「ライアンから映画や楽曲の方向性を聞かせてもらい、私自身が失ってきた人々すべてを温かく抱きしめるような曲を書きたいと思いました。今の私が彼らに向けて歌えるなら、どれだけ恋しく思っているかを伝えられるなら、どんな曲になるだろうと想像したのです」とコメントしている。「リアーナからはインスピレーションを受けつづけています。この曲を彼女が歌うのを聴けて本当に光栄です」。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
©Marvel Studios

リアーナの起用について、クーグラー監督は「映画の方向性が決まった時、テーマを体現してくれるアーティストを探そうと思いました」と語った。今回は全編にわたり劇伴音楽の中に挿入歌を組み込み、前作とは異なる音楽的アプローチになっているという。「リアーナは第一希望でした。彼女がビジネスや母親であることなど、音楽以外に集中していることはわかっていましたが、“母親”は本作の大きなテーマ。引き受けてもらえるかもしれないという期待を抱き、実際に叶ったのです」。

なお、リアーナは『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』にもうひとつの新曲「Born Again(ボーン・アゲイン)」も提供しており、こちらも「Lift Me Up」と同じくバラードだという。プロデュースはザ・ドリーム(The-Dream)が担当した。

本作のサウンドトラックは2種類製作されており、劇中曲と本作にインスパイアされた楽曲を収めた「Black Panther: Wakanda Forever – Music From and Inspired By」が2022年11月4日に、ルドウィグ・ゴランソンによる劇伴を収録した「The Black Panther: Wakanda Forever – Original Score」が11月11日にリリースされる。

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月11日(金)全国公開

Sources: Deadline, Entertainment Weekly, The Hollywood Reporter, Kyle Buchanan

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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