Menu
(0)

Search

クイーン『ボヘミアン・ラプソディ』プレミアで布袋寅泰とブライアン・メイ再会 ─ 「プロのミュージシャンが観てニンマリするシーンも」

伝説のバンド、クイーン(QUEEN)フレディ・マーキュリーの知られざる物語を描く映画『ボヘミアン・ラプソディのワールド・プレミアが、現地時間10月23日(火)(日本時間10月24日早朝)にロンドンのウェンブリー・アリーナにて開催。会場よりレポートが到着した。日本人ゲストとして、ギタリストの布袋寅泰が参加した。

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

クイーンのメンバーらも登場

会場は、20世紀最大の音楽イベント“ライヴ・エイド”が開催された “ウエンブリー・スタジアム”に隣接する“ウェンブリー・アリーナ”。プレミア会場の広場前に『ボヘミアン・ラプソディ』スペシャル仕様のパープルカーペットが敷かれ、クイーンの名曲の数々に彩られた会場には、クイーンメンバーのブライアン・メイ、ロジャー・テイラーやラミ・マレックをはじめとする超豪華なスターたちを一目見ようと、500人を超える熱狂的なファンが集まった。

17時30分を回るころ、ヴォーカルのフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックをはじめ、グウィリム・リー(ブライアン・メイ役)、ベン・ハーディ(ロジャー・テイラー役)、ジョー・マッゼロ(ジョン・ディーコン役)ら “クイーン”を演じた4人、フレディが生涯愛した女性メアリー・オースティン役を演じたルーシー・ボイントン、EMIレコードの社長を演じたマイク・マイヤーズ、そしてスペシャルゲストとして、フレディ・マーキュリーの実妹カシュミラ・バルサラなど豪華キャストが続々とカーペットに登場。

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

さらには、本作の音楽総指揮を務めフレディと共に数々の伝説を作ってきた“クイーン”のバンドメンバー、ブライアン・メイ(ギター)とロジャー・テイラー(ドラム)が登場すると、彼らの登場を待ちわびた世界中のファンから大歓声が沸き上がる。同時に世界各国から集まった取材陣は、カーペットに登場したスターに一斉にフラッシュを浴びせかけ、一言でもコメントを取ろうと激しい取材合戦を繰り広げた。

この熱狂ぶりに主演のラミ・マレックは「僕らはやることをやってきたと思うし、ブライアン・メイさんとロジャー・テイラーさんが来て下さったことを考えると、悪い予感はしないですね」と述べる。フレディ・マーキュリーについて「確かに彼はとてもユニークなしぐさの多く、自由な人でしたが、それも彼なりの演出なんだと思います。ただ、その自由さを表現するのは実に大変なことでしたけどね。フレディには自由でいられることが大切だったんだと思います。そしてこの映画を観た人たちもフレディと同じように、もっと自由で開放された気持ちで色々なチャンスをつかめる気持ちになると思います」と自信のコメント。

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

「日本のファンは素晴らしかった」

ツアーで何度も日本を訪れたことのあるロジャー・テイラーは「日本のファンは素晴らしかった。僕たちが日本に初めて行った時からずっととても温かく迎えてくれた。日本人はビジュアル面が好きだし、僕たちとはちょっと相思相愛だったんですよね。だからこそ日本で何度もツアーをやってきたんだよ(笑)」と笑顔で語り、ブライアン・メイは「コンニチハ!長年ずっとクイーンのことを信じてくれて、ドウモアリガトウ!君たちのことを愛しています。またもうすぐ会えることを願っているよ」と日本語でメッセージをくれた。

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

クイーンが世界中を魅了する伝説のバンドとなった聖地ウェンブリーでのプレミア開催について、ロジャー・テイラーは「スタジアムでも何度か演奏したことがあるし、アリーナでも何度も演奏してきたんだ。僕たちにとってここは故郷のようなところ」と当時を懐かしみ、ブライアン・メイは「スピリチュアルな意味での故郷だから、僕はとても嬉しいんです。ありがとう」と喜んだ。

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly