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『ボヘミアン・ラプソディ』クイーンブーム社会現象化 ─ もう一度観たくなる感動映像が公開、「アンダー・プレッシャー」にのせて

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

正真正銘、「第3次クイーン・ブーム」と言ってよいだろう。伝説のバンド、クイーン(Queen)フレディ・マーキュリーの生き様を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が日本公開3週目を迎え、成績で前週を上回り続けるという驚異的な結果を叩き出している。

2018年11月24日〜25日の週末は、562スクリーンで動員278,910人、興行収入3億9,502万円。これは前週の公開週末対比で驚異の102%、オープニング週末の117%という異例の記録だ。つまり、公開から全く勢いが衰えないばかりか、むしろ勢力を増して日本中をロックしているわけである。

週末までの累計動員は、1,660,936人、累計興行収入23億3,610万円を達成。これは『グレイテスト・ショーマン』(最終興収53億円)の3週目週末の興収対比で135%である。

クイーンが”特別”な理由

このタイミングで、思わずもう一度観たくなってしまう感動の特別映像が公開された。デヴィッド・ボウイと奇跡のコラボレーションを果たした「アンダー・プレッシャー」に乗せて、映画で描かれたフレディ・マーキュリー激動ドラマを振り返る映像だ。本映像では、「アンダー・プレッシャー」のデヴィッド・ボウイ歌唱パートもふんだんに使われており、まるでデヴィッドが盟友フレディの新たに成し遂げた偉業を称えているよう。『ボヘミアン・ラプソディ』が日本にもたらした第3次クイーン・ブームは、そう感じさせるほどエピックだ。

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

このブームが本物である証明は、iTunesのアルバムチャートにも表れている。11月25日の夜には同チャート1位~3位までのTOP3がクイーンを占めるという異常事態となっており(1位映画サントラ、2位ベスト盤『ジュエルズ』、3位ベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』)、他のクイーンの作品も含めると全17タイトルがランクイン。映画に感動した観客が、劇場の外でもこぞってクイーンの楽曲を聴いているということである。中にはもちろん古くからのクイーン・ファンも多いだろうし、『ボヘミアン・ラプソディ』で初めてクイーンに触れた新しい世代も含まれていることだろう。本物は時代を越えて愛され続けるということの証左である。

『ボヘミアン・ラプソディ』は大ヒット公開中。

『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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