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【イベントレポ】アーティストが目の前でアメコミ・イラストを描いてくれる!『ブレイブ・アンド・ボールド』

10月22日、秋葉原スクエアビルの7階にて開催されたアメコミライブドローイングイベント『BRAVE&BOLD(ブレイブ&ボールド)』。2013年に始まり、毎年それぞれ違った形でイベントが行われていましたが、今年は前売り券が完売するという盛況ぶりを見せました。このイベントでは日米それぞれで活躍する著名なアーティストが参加しており、メインはステージに設置されたキャンパスでアーティストが思い思いの絵を描く恒例のライブドローイングイベント。著名アメコミアーティストがファンの前で美麗な絵を描いていくのは興奮するのものがあります。

様々な日米アーティストがリアルタイムで絵を描く経緯を観ることができるライブドローイングイベント!


有田満弘 ライブドローイング

『ポケモンカードゲーム』や『ファイナルファンタジーXI』、『ベルセルク黄金時代編』に携わり、国内外で活躍するアーティストの有田満弘がダークヒーローチックな鋼鉄のヒーローを描き。

アダム・ミリチェヴィッチ マット・フランク

エイリアンVSプレデター』で総指揮およびデザインを行ったアダム・ミリチェヴィッチとゴジラのコミック『ルーラーズ・オブ・アース』にて高い人気を獲得した怪獣王マット・フランクがキングギドラ対シン・ゴジラのド迫力の絵を共同で描く様子を見せてくれました。

西川伸司 歴代ゴジラ

アニメでは『YAT安心! 宇宙旅行』、映画では『ゴジラVSメカゴジラ』にて新メカゴジラの機龍をデザインし、それ以外にも様々な『ゴジラシリーズ』で活躍する西川伸司が歴代ゴジラをド迫力で描いたことで来場者に感動を与えました。

他にも90年代から現在に渡ってアニメ、ゲーム業界において一線級の活動をし、『魔法戦士リウイシリーズ』や近年では名作ライトノベル原作のアニメ『ベン・トー』のOP原画を務めた横田守もドローイングイベントに参加。そしてRebirth後の『Hal Jordan and Green Lanterns』を担当し、新たなシネストロ・コァとグリーンランタン・コァの戦いを描いたことで話題を集めるラファ・サンドパルと『Nova』にて半年以上アートを務めた人気アーティストのデビッド・バルデオンがバットマンとツムツム版アイアンマンのクロスオーバーを描き、そこに有田満弘、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』にて美麗なアートを魅せた姫川明輝にベテランSF少女漫画家の佐々木淳子という豪華メンバーがそれぞれのキャラクターを描くという素晴らしく感動的なドローイングもありました。

コミッションも豪華な面々が!

ライブドローイング以外にも『シャザム!:魔法の守護者』や『グレイソン』、『ゴッサムアカデミー』といった名作群の翻訳を手掛けた内藤真代や『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース 』、『ケーブル&デッドプール:青の洗礼』等の人気作を翻訳し『コズミック・オデッセイ』も新たに翻訳する小池顕久、『ゴジラ:ルーラーズ・オブ・アース』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などのの翻訳だけでなくトレーディングカードゲームの分野でも活躍する長澤光希に株式会社フェーズシックスの代表取締役でIDWやTCCの分野で活躍し、TV出演もするアンドリュー・ホールといった豪華メンバーによるアメコミ翻訳家トークでも貴重な話を聞くことができました。

各アーティストがブースにてポスターやグッズなどの購入と値段を払って好きなキャラクターの絵を描いてもらえるコミッション等もあります。コミッションではライブドローイングイベントにも参加し、近年ではスーパーマンがドゥームズデイ化ウィルスに感染するという一大パンデミッククロスオーバーイベント『SUPERMAN:DOOMED』にてメインアーティストに大抜擢されたケン・ラッシュリー。パワーガール、ヴードゥー等でアートを務め、可憐さと美しさが両立した女性キャラクターを描くことで定評のあるサミ・バスリ。21世紀SFコミックにおける文句なしの最高傑作であり、カイル・ライナーのグリーンランタンにしてスーパーヒーローというキャラクター性を新たな境地に押し上げた『OMEGAMEN』のメインアーティストのバーナビー・バゲンダ等々が参加しています。

余談ですがこの『OMEGAMEN』は外宇宙の骨太な革命劇に呑み込まれるグリーンランタンのカイル・ライナーを描いた作品。善と悪、創造(アルファ)と破壊(オメガ)の関係をアメコミにてポピュラーな9分割コマ割り手法に絡めて語るという筆舌に尽くしがたいストーリーテリングが衝撃の大々傑作でして、脚本を書いたトム・キングとそれを表現したバーナビー・バゲンダの隔絶した芸術性に唸らずにはいられない歴史的逸品です。翻訳されたら是非とも読んでみてください。少なくとも私は読了してしばらくその場を動けませんでした。

以下に私が実際に描いていただいたコミッション作品を挙げますので御覧ください。どれも世界に一つしかなく、おまけに日本でも知名度の低いキャラクターでもスマフォなどで資料を見せればもちろん交渉次第ですが描いてもらうことができます。

大変に大らかで優しいケン・ラシュリーが描いたブースターゴールドとスキーツ
大変に穏やかで優しい方であるケン・ラシュリーが描いたブースターゴールドとスキーツ
各方面で活躍されている針生謙一。ブルービートルの話をしたところ、いたく気に入ってくれました。
各方面で活躍されている針生謙一。ブルービートルの話をしたところ、いたく気に入ってくれるというナイスガイな方でした。
国内外で活躍目覚ましい桃(ピーチ)桃子のソラニク・ナチュに描いてもらったシネストロの娘ソラニク・ナチュ
国内外で活躍目覚ましい桃(ピーチ)桃子のソラニク・ナチュに描いてもらったシネストロの娘ソラニク・ナチュ
美麗な女性を描くことで人気のサミ・バスリによるデスストロークの娘ローズ・ウィルソン
美麗な女性を描くことで人気のサミ・バスリによるデスストロークの娘ローズ・ウィルソン

はじめのハードルは高いように思われるでしょうが、作家に翻訳担当がついていることが多いので興味が少しでもあれば迷わず参加しましょう。好きなキャラクターの自分のためだけの絵というのは手にしてみると予想以上の感慨があります。

他にも様々なアメコミイベントが!

10月23日(日)にはCOMITIAと同じ会場にて海外マンガフェスタが開催され、アメコミアーティストだけでなく、台湾の人気急上昇コミックアーティストの常勝や『ゴッサムアカデミー』のカール・カーシルのサインを貰えたり、『アドベンチャータイム』や『スティーブンユニバース』に『グラビティフォールズ』といった人気カートゥーングッズを購入することもできます。アーティスト達の講演会では貴重なお話を聞くことも出来るので興味のある方は来年にも是非参加してみましょう。

もしアメコミに興味があってもどこから入ればいいのかわからないという方にオススメなのがアメコミ初心者向けイベント。twitterにてセラ(@SerraPw)という方がアメコミに興味を持ったばかりの人々向けにプレゼン等をして交流&情報共有の場を設けてくれています。映画を通じて関心を持った人にも気さくに入り口を紹介してくれる”アメコミソムリエ”的なイベントでもありますので迷った方は相談してみましょう。

※この記事に使用している画像は全て了承を取ってあります。ご協力ありがとうございました。

Writer

小村健人村上 幸

DCコミックスと非ヒーローコミックスをメインに読んでいます。ユーロコミックスを原語で読むのが現状の目標です。好きなヒーローチーム:ジャスティス・リーグ・インターナショナル好きなヒーロー:たくさんのDCヒーロー(特にキース・ギッフェンがライターを担当した時のヒーローかヴィラン) salarmko@outlook.jpお仕事の依頼はこちらへ。

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