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ブルース・ウィリスは「真のスターだった」とマイケル・ベイ監督、『アルマゲドン』での思い出を振り返る

マイケル・ベイ Michael Bay ブルース・ウィリス Bruce Willis
Photo by Romina Espinosa https://commons.wikimedia.org/wiki/File:MichaelBay08.jpg|Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bruce_Willis_(41849451380).jpg|Remixed by THE RIVER

「ブルースは真のスターだった。」

これは、破壊王の名で通るマイケル・ベイ監督が、失語症により俳優業引退を発表したブルース・ウィリスをねぎらう際に語った一言だ。ベイ監督は、初期作を代表するディザスター映画『アルマゲドン』(1998)でブルース・ウィリスと初めてタッグを組んだ。

このたび、新作『アンビュランス』の為、米YouTube番組Jake’s Takesとの取材に応じたベイ監督は、『アルマゲドン』でのウィリスとの仕事を回顧。「彼はどんな方でしたか?」と聞かれるや、ベイ監督は、開口一番「ブルースは真のスターだった」と口にしたのだ。

正真正銘の映画スターでしたよ。最初、彼はちょっと好戦的でした。若造だった私のことを信用していなかったんでしょうね。それでプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが“彼に映像を見せてあげなよ”って言うんで、そうしたんです。そしたら、彼も気に入ってくれて。」

『アルマゲドン』は、ベイ監督の長編第3作。『バッドボーイズ』(1995)『ザ・ロック』(1996)とヒット作を連発させていたものの、当時はまだルーキーの立場にあったはずだ。かたやブルースはというと、1988年に『ダイ・ハード』を大ヒットさせ、1990年代にはすでに世界的ハリウッドスターであった。以降、それぞれ業界のトップを走り続けてきた2人だが、一足早くブルースは業界から退くこととなった。

ベイ監督は改めて、「彼との仕事は大好きでした」と振り返る。「本当に面白い男なんです。アドリブも最高だし、スクリーンをかっさらっていた」。監督いわく、ブルースの引退発表は取材の前日に聞いたばかりだったといい、「悲しい知らせです」と語るのだった。

なお、ブルースは引退発表の数年前から、撮影現場で失語症の症状をきたしていた模様。仕事を共にした監督の1人は、「私の知っているブルースではなかったです」と証言していた

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Source: Jake’s Takes

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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