マイケル・J・フォックスが考える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』リメイクのアイデアは ─ 「もう一度あの映画を撮るなら…」

タイムトラベル映画の金字塔として絶大な支持を得ている『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。オリジナルが一番と分かっていながらも、リメイクするなら誰が適役か考えたことのあるファンも少なくないだろう。なんとマーティ役のマイケル・J・フォックスも、“もしリメイクされるなら?”と考えたことがあるらしい。米Entertainment Tonightのインタビューで明かしている。
完結から30年以上経った今でもタイムレスな魅力を保ち続ける『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、先日もマイケルとドク役クリストファー・ロイドの再会がファンに感動を与えたばかり。また定期的に話題に上るのがリメイクの可能性で、マーティとドクの顔がトム・ホランドとロバート・ダウニー・Jr.に差し替えられたディープフェイク映像が出回った際、実際にリメイク企画が提案されていたことをトム本人が証言していた。
自身が主演した映画がリメイクされることを、マイケルはどう思っているのか。実際に尋ねられると、「実は(アイデアを)考えたことがあるんですよ。もう一度あの作品を撮るなら、マーティ役を女性にするべきでしょうね。どんな人にも結び付くものがあるんですよ。リメイクの可能性はある気がします」と意外な答えが返ってきた。
これまでにも『ゴーストバスターズ』(2016)や『オーシャンズ8』(2018)など、人気シリーズが女性キャストでリブートされ、人気を博したケースはある。そう考えると女性版マーティも不可能ではないのかもしれない。
一方で、1作目の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)では、1955年にタイムスリップしたマーティが、彼をよそ者だと思っている若き日の母親ロレインから想いを寄せられ、様々な騒動が起きるのがストーリーの核となっている。果たしてマーティが女性になった場合、このプロットはどう改変され、新たなストーリーは成立するのか。あくまでマイケルが「もしも」レベルで語った内容とはいえ、もし本当に実現したら……? つい考えずにはいられないのも、世代を超えて愛される作品である所以なのだろう。
Source: Entertainment Tonight