ゼンデイヤ&アン・ハサウェイがブルガリのブランドムービーで共演、パオロ・ソレンティーノ監督手がける ─ テーマは「思いがけない驚き」

『スパイダーマン』シリーズやドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019−)などのゼンデイヤと、『レ・ミゼラブル』(2012)でアカデミー賞助演女優賞を受賞したほか、『マイ・インターン』(2015)『オーシャンズ8』(2018)などでもおなじみのアン・ハサウェイが、イタリアのジュエリーブランド、ブルガリのブランドムービーで共演した。映像が公開されている。
“思いがけない驚き”を意味する「Unexpected Wonders」と題された2分30秒弱のショートムービーは、イタリア・ローマが舞台となっている。本作は、「In the search for wonder(驚きを探して)」、「There are no endings(終わりはない)」、「Only new beginnings(新たな始まりのみ)というハサウェイとゼンデイヤのナレーションでスタートする。
それぞれ、ブルガリのゴージャスなネックレスとエレガントなブラックのドレス&パンツスーツに身を包んだふたりが豪邸に向かって歩き始め、そこに辿り着いたふたりは思うがままに、まばゆいばかりのジュエリーを眺めたり身に着けたりして優雅に過ごしていく。
映像の中盤では、スローモーションで天井から花が落ちてきたり、蝶の群れが飛び去ったりと、ファンタジックで美しい幻想的な世界が展開。続くシーンでは、まるでテーマが切り替わったかのように、ポップな曲に乗せて、ハサウェイとゼンデイヤが華麗に踊りまくり、楽しいひと時を満喫している姿が描かれる。
ラストではローマの絶景を眺めるふたりが寄り添い合い、ゼンデイヤが「To discover unexpected wonders(思いがけない驚きを発見するために)」と言葉を発すると、今度は空からではなく、ローマの街から何万もの花が空へ向かって舞い上がっていく、まさに“思いがけない驚き”が起きたかのような場面で幕を閉じる。
メガホンをとったのはイタリアの名匠、パオロ・ソレンティーノ。『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(2013)では、アカデミー賞外国語映画賞に候補入りし、見事受賞を果たした。直近では、イタリアのナポリを舞台にしたNetflix映画『The Hand of God』(2021)で脚本・監督を務め、こちらはヴェネツィア国際映画祭にて審査員賞に輝いたほか、アカデミー賞国際長編映画賞にもノミネートした。その他にも、ローマ教皇を主人公にしたドラマ「ピウス13世 美しき異端児」(2016)、その続編「ニュー・ポープ 悩める新教皇」(2020)など、イタリアを舞台にした秀作を数多く生み出している。
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