絶対に新幹線を降りたいブラッド・ピット VS 絶対に復讐したい殺し屋 ─ 『ブレット・トレイン』バトル映像

伊坂幸太郎の大ベストセラー小説『マリアビートル』をハリウッド映画化した『ブレット・トレイン』より、ブラッド・ピット演じる不運なレディバグがブリーフケースを巧みに操り、身に覚えのない殺し屋からの壮絶な攻撃を交わす様子を切り取った本編映像が到着している。
男が誰かも分からず、恨まれることに身に覚えのないレディバグは、なぜ自分が狙われるのかが全く分からない。しかしそんなことはお構いなしに、「人生を返せ」「復讐しに来た」と執拗に攻撃を畳みかけてくるウルフ。「お前誰だよ?」「ちょっと落ち着いて話し合わないか?」「どこにいようと追い詰める」「なんで?」「貴様の人生を潰してやる」「だから誰なんだよ!?」。一心不乱に襲いかかるウルフとは裏腹に、レディバグはどこかとぼけたやり取りをしながらブリーフケースを巧みに操り、男からの壮絶な攻撃を交わす様子が、クールでスタイリッシュなアクションシーンとして描かれている。
そして、「バッド・バニーにあの役を演じてもらうことで、キャラクターの人間らしさが際立ちました」「ウルフとレディバグが殴り合っている時でさえ、キャラクターの感情が伝わってきます」と言い、「これは闘いの振り付けをどのように用いるかを示す良い例ですよ。レディバグは混乱していて、防御の動きの中でも、この男が誰でなぜこのようなことが起こっているかを見極めようとしています。一方ウルフは、失ったものに対して抑えきれない怒りに支配されてしまっています」と語っている。それぞれの戦いのスタイルの中にそれぞれ違ったストーリーやユーモアを込める、リーチ監督ならではのアクション演出方法に注目しよう。
映画『ブレット・トレイン』は、2022年9月1日(木)より全国の映画館で公開。