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ブラッド・ピット京都に降臨、『ブレット・トレイン』で神ファンサ ─ 吹替の堀内賢雄と初対面、「セクシィ」

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

伊坂幸太郎による小説『マリアビートル』を原作に、日本の新幹線車内を舞台にしたアクション映画『ブレット・トレイン』の公開(2022年9月1日)に先駆け、主演のブラッド・ピット、共演のアーロン・テイラー=ジョンソン真田広之、監督のデヴィッド・リーチ、プロデューサーのケリー・マコーミックが来日を果たした。

2022年8月23日、一同は映画と同じように東京駅発・京都駅行きの新幹線に乗り、走行中の車内でレッドカーペットイベントを実施。ワールドツアーの終着地となった京都、TOHOシネマズ二条ではファンを迎えてのジャパンプレミア舞台挨拶に参加した。

このイベントでは、サプライズゲストとして本作吹替版に参加のフワちゃん、ブラッド・ピットの吹替を長年務める声優の堀内賢雄も登場。和気あいあいとした様子で日本のファンに笑顔を振りまいた。舞台では、司会者による質疑応答が行われた。

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER
映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

──この映画の舞台である日本での公開がいよいよ近づいてまいりました。日本のファンの皆様にもお会いになった今の気持ちはいかがですか?

ブラッド・ピット:京都に来られて嬉しいです。数年前に京都に旅行したことがあったのですが、素晴らしかった。東京から京都への旅をする映画ができるなんて、本当に光栄です。みなさんにこの映画を持ってこられて嬉しい。日本への愛が伝わる映画だと思います。大笑いして観てね!

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

──伊坂幸太郎原作である本作の脚本を読んだ感想はいかがでしたか?

ブラッド:すごく楽しかったです。ロックダウンの最中だったので、このとんでもない脚本を大いに楽しみました。素晴らしいキャラクターばかりだったから、キャストも凄いことになりそうだと思いました。そして旧友であるデヴィッド・リーチが監督ということで、完璧でした。運命的なものを感じましたね。(ブラッド、マイクを空中に投げるもキャッチに失敗して落とす。アーロンから「めっちゃレディバグっぽい」とからかわれる。)

──続いてアーロン・テイラー=ジョンソンさんです!(会場、拍手喝采)原作を読んでいる方なら……。

ブラッド:質問いいですか?

(ブラッドの吹替俳優としてサプライズ登場した堀内賢雄の元へ駆け寄る)

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

ブラッド:(堀内と並んで)誰だかわかる?

堀内賢雄:(イケボで)私はブラッド・ピットです。

──素敵な写真、撮れましたか?改めて、アーロン・テイラー=ジョンソンさん、ようこそ日本へ!ブラッド・ピットさんと初共演されて、どんな思い出が?

アーロン・テイラー=ジョンソン:この人と共演できて光栄です。毎日とっても楽しくて。パンデミックの最中でしたけれど、まるで魔法を生み出しているようでした。楽しかったです。アクションたっぷりで壮大な作品です。早く観てもらうのが待ちきれない。正直、この映画のことが誇らしいです。ここに来て皆さんと分かち合えることを光栄に思います。

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

──真田広之さん、凱旋していただきありがとうございます!

真田:ただいま〜!

(会場:おかえり〜!)

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

──真田さん、(ブラッド・ピットと)ご一緒されて観ていかがでしたか?

真田:いやもう、最初からフレンドリーで紳士で、映画への情熱がとても激しく、日々撮影を一緒にするのが楽しみでしたね。

ブラッド:「真田さんと共演するのはいかがでしたか」と聞くべきですよ!それくらい偉大な方です!

(会場、笑いと拍手)

ブラッド:彼のようなベテランにしか出せない優雅さや気品を持ち込んでくださいました。俳優歴55年ですからね!

──マシ・オカさんにも来ていただいています!ブラッド・ピットさんとも共演していますが、いかがでしたか?

マシ・オカ:いやいや、ブラピですよ?めっちゃレジェンドじゃないですか。だから初日はめちゃくちゃ緊張していたんですけど、すごい気さくな方で、すごいフレンドリー。めちゃくちゃ寛大な方でした。すごい辛抱強く、おかげさまでどんどん一緒させていただくことによって、アドリブとかいっぱい、楽しいこといっぱい。何百回もテイクやったんですけど、まぁほぼ割愛されたので、ちょっとそこは。受け止めていただきたいんですけど。めちゃくちゃ楽しかったので、是非皆さんご覧になってください。

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

──デヴィッド・リーチ監督とケリー・マコーミック プロデューサー!来ていただいてありがとうございます!伊坂幸太郎さんの原作を映画化した際に、一番大事にしていたポイントは?

ケリー・マコーミック:私たちが受け取ったのは、既にソニーによって脚色された脚本でした。通常でしたら脚色をして……、ということになるのですが、今回は逆で、脚色されたものを読みました。脚本家のザックが作品の魂やディティールを見事に捉えていました。伊坂幸太郎さんの作品のキャラクターを強調して描くことが大切でした。

デヴィッド・リーチ:他には、伊坂さんの原作の楽しさですね。楽しい日本を描きたいと思いました。日本文化への愛や想い、リスペクトを込めました。誇張された日本になっていますが、2時間の現実逃避ができる内容です。日本の漫画やアニメなどポップでカラフルなセンスを取り入れました。

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

──25年間ブラッド・ピットさんの声を担当されていました堀内賢雄さん、ついに念願叶いましたね!

堀内:まだ夢を見ているような感じ。この前のイベントの時に、25年、堀内賢雄はブラッド・ピットさんに未だ会ったことナシ、みたいなことで、今回こうやって夢のように、ここに立たせていただいてね。本当に感激です!本当です!

ブラッド:鏡を見ているようです。

堀内:やめてくださいよ!(笑)今日初めてお会いしたんですけど、なんてフランクで、柔らかい方なのかと、また好きになりました。これ、正直な話、この作品、レディバグは超運が悪くてツキのない男。僕は、超ラッキーな男だと思いますね!幸運な男!ということで、またこれからも頑張っていきたいです。今日はありがとうございました。

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
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──ブラッド・ピットさん、堀内さんのお声を聞かれて、どうですか?

ブラッド:(イケボで)セクシィ……。

堀内:センキュー!(笑)

ブラッド:(イケボで)オゥイェア……。

──もう1人のサプライズゲスト、フワちゃんです!

フワちゃん:はーい!フワちゃんだよー!来たよー!(投げキッス)マジですっごい嬉しい!みんな、嬉しいね!めちゃめちゃ嬉しいです。今日初めて会えたけど。こんなに優しくてこんなに気さくで。聞いてよみんな!さっき、あれだよ?ブラピと自撮り100枚くらいしたよ?見してあげるみんなに!すごかったんだから。もうホントに、ブラピさんもさ、あ、これさっきみんなで撮ったやつ。ホラ。見てー、みんなで自撮りしたの。

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

フワちゃん:やっぱ、とっても素敵な映画だから、こうやってみんなで仲良くできてホントに嬉しい!マジで映画面白いから。もう観たのかな、みんな。観た人?まだ観てないのか!

──この後ですね。

フワちゃん:この後か!絶対楽しいよ?マジで!もう本物のブラピさんも本物のみんなも最高だけど、役のブラピもカッコいいから、皆さん楽しみに観てください!

──ブラッド・ピットさん、フワちゃんのこの姿どうですか?人気YouTuberなんです。

ブラッド:(イケボで)ファンタァスティック……。

フワちゃん:今、今の撮った?ムービー撮った?私にちょうだいね?ブラピが私にファンタスティックって言ってる動画、私にちょうだいね?

アーロン:いや、アメイジングだよ。

フワちゃん:Thank you so much! 今のアメイジングもちょうだい?本当に素敵な方。凄いよね、こんなに写真も許してくれてね。大好き!みんなでさ、キャストのみんなに大好きって言お?いくよ?せーの、

会場:大好きー!

(笑いと拍手)

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

──あっという間にお時間が近づいてまいりました。ブラッド・ピットさんに代表して、日本中のファンの皆さんに向けてメッセージを。今日、中継で他の映画館でもたくさんのお客さんが実は観ているので。あと、YouTubeで観られています。

ブラッド:そうなの?改めてありがとう!いつもこんなに温かく迎え入れてくれて、感謝してもしきれません。とにかく愛しています。ありがとう。

映画『ブレット・トレイン』京都・舞台挨拶 取材撮影写真
©︎ THE RIVER

ブラッド・ピットはこの日、新幹線車内でのイベントから終始ご機嫌の様子。舞台挨拶中は、マイクを空中に投げてキャッチしようとするも失敗して恥ずかしそうにした後、何度か1人で再トライする愛嬌も見せた。

また、舞台挨拶会場の外ではファンを招いてのレッドカーペットが開催されており、舞台挨拶が開始されるまで一行はファンサービスを行なっていた。ところが舞台挨拶の時間となったため、ファンサービスは途中で中断に。しかしブラッド・ピットは舞台挨拶終了後に、まだファンサービスを受けていないファン全員の元に戻ると約束。舞台挨拶が終わると、ブラッドのみ別口から退出し、約束通りファンの待つレッドカーペットに戻っていった。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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