『ブレット・トレイン』真田広之、ブラッド・ピットとのアドリブ合戦には「ゾクゾクした」 ─ 「耳を澄ませ、観察し、反応し続けた」

ハリウッドのオールスターが集結した映画『ブレット・トレイン』(2022)では、日本が誇る真田広之も参戦。ブラッド・ピットとの待望の共演も実現し、劇中後半では2人による濃厚な会話劇も登場した。
真田とデヴィッド・リーチ監督は、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)で仕事を共にしており、『ブレット・トレイン』では2度目のタッグとなった。映画の公開当時、真田は米CBRでリーチ監督との仕事を振り返り、「コミュニケーションはとてもスムーズでした」と語っていた。
撮影現場では、リーチ監督に「自分のアイデアやら何やらを常に伝えていた」という真田。主演を務めるブラッド・ピットとの仕事も印象的だったようだ。「彼も素晴らしいアイデアをたくさん持っていて、テイクごと、シーンごとにアドリブもたくさんやられていました」と自由度の高い共演を振り返る。「次に来るものを、ただただとても楽しみましたね。どのテイクも新鮮で、ゾクゾクしました」。
ピットから繰り出される先の読めないアドリブに、真田は「耳を澄ませ、観察し、とにかく反応し続けた」。劇中では「そのような化学反応を感じていただけると思います」と話す。「カットとは一度も言われませんでした。私たちはとにかくやり続けるのみ。たくさんのことがカメラの中で生まれました。現場はすごくクリエイティブでしたよ」。

真田といえば、ハリウッド発の戦国ドラマ「SHOGUN 将軍」(2024)で主演・製作を務め、日本の世界観を忠実に再現した。一方、『ブレット・トレイン』ではハリウッド風に誇張された日本が描かれたが、真田自身は「もう割り切ってそれを楽しむようにしています」とTHE RIVERのインタビューで語っていた。
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Source:CBR