トランスフォーマー初のスピンオフ『バンブルビー(原題)』場面写真が到着!2018年12月全米公開予定

2007年の第1作から、過去5作品の全世界における累計興行収入が43億7700万ドル(約5000億円)を突破した超人気映画シリーズ『トランスフォーマー』。2017年夏、最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』が日本でも大ヒットしたことは記憶に新しい。
その『トランスフォーマー』シリーズに、ついに初めてのスピンオフ作品が登場する。2018年12月全米公開予定、映画『バンブルビー(原題)』より本編の場面写真が到着した。
『トランスフォーマー』シリーズ初のスピンオフ作品『バンブルビー(原題)』は、そのタイトルの通り、シリーズきっての人気キャラクター バンブルビーが主人公。作品の舞台は、シリーズ第1作『トランスフォーマー』(2007)でバンブルビーがサムと出会う以前の1980年代。傷ついたバンブルビーと、自分の居場所を見つけられない少女チャーリーの交流を描くストーリーだといわれている。
このたび解禁された場面写真は、少女チャーリーと、フォルクスワーゲン(ビートル)の形をしたバンブルビーのツーショットだ。バンブルビーという名前が、元来このフォルクスワーゲン(ビートル)の名前に由来していることはファンの間では有名なエピソードである。バンブルビーとチャーリーはいかにして出会い、そして絆を深めていくのか……。
『バンブルビー(原題)』で主人公の少女チャーリーを演じるのは、映画デビュー作『トゥルー・グリット』(2011)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『スウィート17モンスター』(2016)の演技も注目された新鋭ヘイリー・スタインフェルド。
また監督を務めるのは、第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされ、日本でも口コミで人気を伸ばし続けている話題作『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(2016)のトラヴィス・ナイトだ。本作はマイケル・ベイ以外が手がける初めての『トランスフォーマー』にして、トラヴィス監督にとっては初の実写映画となる。その意気込みを、彼は英Empire誌にこう語っていた。
「私はこの巨大かつ広大なシリーズに挑戦したかった、そのほんの片隅を描いてみたかったのです。ライカ(編注:『KUBO』など製作のアニメスタジオ)で挑戦してきた、光と闇、激しさと穏やかさ、ユーモアと温かみの巧みな融合を『トランスフォーマー』シリーズに持ち込みたいと思います。」
映画『バンブルビー(原題)』は2018年12月に米国公開予定。なお、日本での劇場公開については未定だ(2017年12月30日時点)。
(文:Takatoshi Inagaki)