『トップガン マーヴェリック』『グレイマン』注目俳優2人、『明日に向って撃て!』リブート版ドラマに主演 ─ ルッソ兄弟が製作

『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で注目されたグレン・パウエルと、『グレイマン』「ブリジャートン家」(2020‐)などで知られるレゲ=ジャン・ペイジが、『明日に向って撃て!』(1969)のリブート版ドラマシリーズに主演することがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
オリジナル版『明日に向って撃て!』は、19世紀末の米西部に実在し、銀行や列車を襲った悪名高き強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの逃避行を、哀愁とユーモア込めて描いた名作。ポール・ニューマンがブッチ役、ロバート・レッドフォードがサンダンス役を演じた。
米Amazon Studioが製作するリブート版のタイトルは未定で詳細も不明だが、情報筋によれば、米ソの宇宙進出をリイマジンしたApple TV+の「フォー・オール・マンカインド」(2019‐)や、第二次世界大戦でドイツと日本が勝利した世界を描く歴史改変ドラマ「高い城の男」(2015‐2019)のように、“別のアメリカ”で物語が展開されるという。
レゲ=ジャン・ペイジがブッチ役を演じ、グレン・パウエルがサンダンス役で出演。2人は製作総指揮も兼任し、クリエイティブ面にも積極的に関わっていく予定だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)などの大作映画を数多く手がけているジョー&アンソニー・ルッソ率いるプロダクション会社AGBOが製作を担い、ペイジは『グレイマン』で監督を務めたルッソ兄弟と再タッグとなる。実際のところ、『明日に向って撃て!』をリブートするアイデアは、『グレイマン』の撮影中にルッソ兄弟とペイジの間で話が持ち上がり、企画が動き出したのだそう。
監督は未定で、脚本を担当するのは、『エターナルズ』(2021)で原案を手がけたライアン・フィルポとマシュー・K・フィルポ。ルッソ兄弟に加え、『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020)のマイク・ラロッカ、『チェリー』(2021)のアンジェラ・ルッソ=オトストット、『ハンナ』(2011)のスコット・ニーミスも製作に名を連ねる。
このリブート版から別のシリーズやスピンオフが誕生する可能性もある模様で、フランチャイズとして拡大していくことが想定されている。
▼ アンソニー&ジョー・ルッソの記事
『アベンジャーズ』ルッソ兄弟のドラマ「シタデル」インド版&イタリア版スピンオフが打ち切り決定 ─ ユニバース展開に苦戦 メインシリーズのみ継続 『アベンジャーズ』ドクター・ドゥームは「自分をヒーローと思っているヴィラン」 ─ ロバート・ダウニー・Jr.復帰はケヴィン・ファイギ発案 監督、初めは断っていた? 新アベンジャーズ映画は「新たなる始まり」とルッソ監督 ─ 「『エンドゲーム』では終わりを描いた、今度は始まりの物語だ」 何が始まるんです? 『エレクトリック・ステイト』キーツ役は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』スター・ロードの「マルチバース版」? クリス・プラットが語る 「自分が演じたい役どころ」なのだそう 『アベンジャーズ』ルッソ監督、大ヒット映画がアカデミー賞を獲れないのは「ワインスタインのせい」? ─ 「歴史認識に誤り」と反論噴出 『オッペンハイマー』も記憶に新しい
Source:The Hollywood Reporter