『バズ・ライトイヤー』さらなる続編やスピンオフの可能性はあるか?『スター・ウォーズ』流の拡大、監督が示唆

ディズニー&ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』は『トイ・ストーリー』のスピンオフともいえる内容だが、その『バズ・ライトイヤー』にさらなるスピンオフや続編の可能性があるかもしれない。
『バズ・ライトイヤー』は、『トイ・ストーリー』シリーズでおなじみのスペース・レンジャー、バズ・ライトイヤーの誕生秘話を描く作品。“もしもバズの世界が実在したら?”を題材にした作品では、マーベル映画『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズでおなじみのクリス・エヴァンスがバズの声を演じている。
『バズ・ライトイヤー』アンガス・マクレーン監督は米ScreenRantとのインタビューで、数々の続編やスピンオフを生み出している『スター・ウォーズ』を引き合いに出しながら、本作の将来的な可能性について語っている。
「私にとって『スター・ウォーズ』の何が好きだったかというと、その世界がどうなり得るかという、拡張性が常に許されていたところだと考えています。その制約のなさが最高にエキサイティングで、ドアを閉じたり、何かを繋げたりすると説得力がなくなると思うんです。
今は、この映画を完成させることに集中していますが、この作品は物語を孤立させる島のようなものを意図していて、バズが生まれたときから物語が始まるのではありません。その前後を色々と想像する作品で、それ(前後)を繋げるのはリスクが高いと思います。まだ何とも言えませんね。」
『スター・ウォーズ』を例えに挙げた監督の発言によると、『バズ・ライトイヤー』のエンディングはオープンな設定になっているようだ。ということは、将来的に続編やスピンオフが誕生する可能は大いにあり得るかもしれない。さらに、バス・ライトイヤーのもっと若い頃を描く「オリジン」なんてアイデアも登場するかもしれない。
とはいえ、『バズ・ライトイヤー』はまだまだ公開前。さらなる拡大は、興収成績と作品の評価にかかっていると言えるだろう。『バズ・ライトイヤー』は、2022年7月1日に日本公開だ。
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Source:ScreenRant