『デッドプール2』ケーブル&デッドプールの関係性はコミック通りに!タイムトラベルも「ありうる」?

2016年に公開されて大ヒットを収めた『デッドプール』の続編では、コミックファン待望のキャラクター・ケーブルがついにスクリーンへお目見えする。前作のポストクレジット・シーンで予告された通りの初登場、演じるのは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノス役も務めているジョシュ・ブローリンだ(そのビジュアルはこちらの記事をご覧いただきたい)。
『デッドプール2(仮題)』でメガホンを取るデヴィッド・リーチ監督は、シリアスで複雑なオリジン・ストーリーをもつケーブルの背景を新解釈で描くことを以前示唆していた。すると気になるのは、もちろんライアン・レイノルズ扮するデッドプールとの関係性だが……。ご安心いただきたい、監督は二人のやり取りをコミックに忠実に描くと宣言している。
デッドプール&ケーブルの「やっかい」な関係
コミックでデッドプールとケーブルの関係は、時に友人であり、時にライバルであり、また味方であり敵同士にもなるものとして描かれている。デッドプールとスパイダーマンしかりその関係性はゆるやかで、彼らのやり取りはそれゆえに面白く、それゆえに“面倒”だ。
米CBR.comの取材で、リーチ監督は『デッドプール2』でのデッドプール&ケーブルの描き方について以下のように述べている。
「ケーブルにはすごく面白くて、しかも複雑なバックストーリーがありますよね。その全体を要約したような映画は今までにありませんから、(『デッドプール2』は)このキャラクターが何者なのかということを初めて紹介するものになると思います。
コミックの『ケーブル&デッドプール』シリーズを読むと、いかに二人が互いをからかって、冗談を言ってるのかわかりますよね。敵同士であろうとなかろうと、彼らはお互いに超やっかい者なんです。片方がもう片方にイライラしてる。ライアン・レイノルズとジョシュ・ブローリンの組み合わせは素晴らしいですね。『ケーブル&デッドプール』シリーズで見たのと別物にはなりませんよ。」
ここでリーチ監督が言及している『ケーブル&デッドプール』シリーズは、日本では『ケーブル&デッドプール:青の洗礼』『ケーブル&デッドプール:銀の衝撃』(ともにヴィレッジブックス刊)として邦訳版が発売されている。まだケーブルについてよく知らない、どんな感じのキャラクターなのかなんとなく掴んでおきたいという人は、予習ついでに今のうちから読んでおくのも良いだろう。
ちなみにケーブルといえば“未来からやってきた傭兵”であり、タイムマシンを駆使しての時間旅行を行うエピソードも存在するキャラクターだ。もしや『デッドプール2』ではデッドプールを連れてタイムトラベルする展開もありうるのだろうか?
米ScreenRantの取材で、ライアン・レイノルズはその可能性を肯定も否定もしなかった。
「ありえますね。みんなが言うことはすべてありえることですよ。もうすぐ、もうすぐわかります。」
映画『デッドプール2(仮題)』は2018年6月1日より米国公開予定。も、もうすぐ……?
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Sources:?http://www.cbr.com/deadpool-cable-film-relationship-comics/
http://screenrant.com/deadpool-2-time-travel-cable/