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『カポネ』トム・ハーディ&マット・ディロンのドライブシーン公開 ─ 変装と追走、「気にせず走らせろ」

『カポネ』
©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

絶大な権力を誇り、恐れられた暗黒街の伝説の知られざる最晩年を描いた衝撃の伝記映画『カポネ』が、2021年2月26日(金)より全国公開される。この度、トム・ハーディが全身全霊で挑んだ野心作の本編映像が到着した。

服役を終えた伝説のギャング、アル・カポネ(トム・ハーディ)はフロリダの大邸宅で妻との静かな暮らしを送っていた。カポネはかつてシカゴを牛耳っていたが、今は見る影もなく、梅毒が原因の認知症に苦しみ、薄れゆく記憶から自らが作り出す悪夢に苛まれている。一方、その大邸宅の外ではFBI捜査官たちが盗聴を続けていた。

カポネの奇妙になる一方の行動が全て見せかけであると信じる捜査官たちは、1,000万ドルとも言われる隠し財産の行方を探ろうとしていた。カポネは果たして、本当に壊れていたのか。それとも、秘密裡に帝国を支配していたのか。歴史上最も有名なギャング。そんな暗黒界の帝王の最晩年を新たな視点で描いた予測不可能な驚愕の物語だ。

『カポネ』
©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

公開された本編映像では、トム・ハーディ演じるカポネと、マット・ディロン演じるカポネの相棒ジョニーが車に載ってドライブするシーン。助手席に座ったカポネはなぜか女物のスカーフと帽子、サングラスを身に着け変装している。車を運転するジョニーはカポネに「見ろよ、懐かしいだろ」と昔の自分達が写った写真を見せるが、カポネは覚えていない様子。すると突然、バックミラーを覗き込み、後ろから尾行してくる2台の車を確認するカポネ。「気にせず走らせろ」とジョニーに指示を出すカポネは、病魔に蝕まれ記憶が錯乱し精神状態が不安定になりながらも、染みついた習性なのか常に身の回りへの警戒を怠らず抜け目ない。

『カポネ』
©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

トム・ハーディのほか共演者には、『グリーンブック』(2018)のリンダ・カーデリーニ、『ハウス・ジャック・ビルト』(2018)のマット・ディロン、「ツイン・ピークス」シリーズのカイル・マクラクランが名を連ねている。脚本・監督は、『クロニクル』(2011)『ファンタスティック・フォー』(2015)のジョシュ・トランクが務めた。

映画『カポネ』は、2021年2月26日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー。

予告編はこちら

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THE RIVER編集部THE RIVER

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