コナミの名作ホラーゲーム『悪魔城ドラキュラ』アニメ化!Netflixで『キャッスルヴァニア』として蘇る!

かつて“ファミリーコンピュータ”黄金期を経験して以来テレビゲームの虜となり、数年前までは暇さえあればゲーム風呂にどっぷり頭まで浸かって窒息死するような生活を送っていたが、ここ2、3年はまったくゲームをしなくなってしまった。
昨今では、ファミコンの時代には比べ物にならないほどゲームの世界は進歩を遂げ、もはやSF映画の中で描かれているようなVR(バーチャルリアリティ)が当たり前のようにゲームに取り入れられるまでになっている。それでなくてもゲームは依存性が高いのに、VRなんかでプレイし出した日にはもう仮想空間から帰ってこられなくなる人が続出するのではないかと思うのだが…。ただやはり個人的には、テレビゲームと言えばかつての8ビットの世界が頂点のように感じる。あの時代の名作ゲームに勝るものは、たとえ技術的な進歩があったとしても本質的にはなかなか存在し得ないと、つい思ってしまう。
まあそんなかつてのクラシックなゲームの数々の中で、個人的に愛してやまない名作のひとつと言えば、ファミコンのディスクシステム用ソフトとして1986年にコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売された『悪魔城ドラキュラ』である。当時からすでにホラー映画愛好家だったということもあり、いわゆる“ヴァンパイアもの”のゲームと言われればハマらないわけがない。ちなみに本作品はコナミのディスクシステム参入の記念すべき第1弾だった。
かのドラキュラ伝説が色濃く残る中世ヨーロッパのトランシルヴァニア地方が舞台と設定された本作品、英雄クリストファーの血を引くヴァンパイア・ハンターのシモン・ベルモントが、鞭を振り回して敵をシバきまくったり、聖水をぶち撒けたりしながら、最終ボスのドラキュラ討伐に向かうという内容のスクロール型アクションゲームである。
ゴシックホラー調のリアルなグラフィックと実にキャッチーな印象深いBGM、そして当時としてはなかなかの難易度を誇るストイックなゲーム性が相見えて、実に重厚で素晴らしい世界観を構築していた。話によれば開発に際しては様々な古典的ホラー映画が参考にされたそうであり、各ステージの中ボスとしても往年の古典ホラーのモンスターたちが登場している。
さてここで本題に入る前に、ゲーム中のステージ1で流れる超絶クールなこの曲をお聞き頂けば、当時のファンは唸りを上げると思うので、YouTubeにチャンネル展開する“Banjo Guy Ollie”による名曲『Vampire Killer』のバンジョー・カバーをぜひお聞きいただきたい!
『悪魔城ドラキュラ』がNetflixでアニメ化
さて、この名作ホラーゲーム『悪魔城ドラキュラ』が、Netflixで放送予定の連続アニメーション作品として、現在製作が進められている。日本ではなくアメリカでの製作のため、タイトルは欧米でのゲーム名『Castlevania』(キャッスルヴァニア)となっている。
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