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WWE王者ジョン・シナ、今度はジャッキー・チェンと共演 ― シルベスター・スタローンの代役で

ジョン・シナ ジャッキー・チェン
[左]https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/30491348856/ [右]https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7588079892/ All Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER

WWE所属のレスラーで、世界ヘビー級の王座に3度輝く“王者”ジョン・シナの勢いが止まらない。
映画『ザ・ウォール』(2017)や『トランスフォーマー』シリーズのスピンオフ映画『バンブルビー(邦題未定、原題:Bumblebee)』(2018)への出演、さらにはテレビ・映画を問わず声優としても活躍するジョンが次に共演するのは、あのジャッキー・チェンだ…!

このたびジョンの出演が決定したのは、ジャッキーが主演する最新作『プロジェクトX(仮題)』。かつては『Ex-Baghdad』というタイトルで進行していた企画で、当初はシルベスター・スタローンが出演する予定だった。なんと、ジョンはその代役として起用されたという。米国の複数メディアが伝えている。

ジャッキーのファンや、テレビ放送でジャッキー映画を数多く観てきた人ならば、『プロジェクトX』というタイトルから彼の代表作『プロジェクトA』シリーズを思い出さずにはいられないだろう。しかし本作は『プロジェクトA』とは無関係の独立した新作映画である。

今回ジャッキーが演じるのは、中国の民間軍事会社に雇われている傭兵役。ある時、バグダッドの精油場が攻撃を受け、従業員を救うため派遣されるという設定だ。しかし攻撃の目的が石油の強奪にあることを知った彼は、計画を阻止するため、イラクで孤児の教育に従事しているアメリカ人の元海兵(ジョン・シナ)と協力関係を結ぶ。元海兵の男は米海軍から、違法な手段で中国人の資産を押収したと誤解を受けていた。

『プロジェクトX』で監督を務めるのは、『ニード・フォー・スピード』(2014)のスコット・ワウ。脚本は『陰謀のスプレマシー』(2013)や『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(2014)のアラッシュ・アメルが執筆し、プロデューサーにはジャッキーも名を連ねている。『ラッシュアワー4(仮題)』の製作も待たれるジャッキーだが、WWE王者との異色タッグにも注目が集まりそうだ。

なおジョン・シナは、ロバート・ダウニー・Jr.主演『The Voyage of Doctor Dolittle(原題)』で声優を務めるほか、かねてよりスクリーンでの共演を望んでいた、ロック様ことドウェイン・ジョンソン主演のアクション・スリラー『The Janson Directive(原題)』への出演交渉にも入ったという。一目瞭然、すさまじい勢いでスターダムを駆け上がっている…!

映画『プロジェクトX(仮題)』の公開時期など詳細は不明。

Sources: Deadline, THR(1, 2
Eyecatch Image: [] []All Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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