ブラックパンサー役チャドウィック・ボーズマン、マーベル側は満場一致の即決オファー ─ 『シビル・ウォー』第三勢力が世界的ブレイク

マーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー』で、主人公ブラックパンサーことティ・チャラを演じるチャドウィック・ボーズマンは、マーベル・スタジオ首脳陣の中でも即決でご指名が決まったようだ。ブラックパンサーが映画初登場を果たした『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の製作会議でのことを、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギがScreenRantに語った。
ファイギは、チャドウィック・ボーズマンの起用について「この類の話題ではよく聞く言葉かもしれませんが、”彼以外考えられなかった”ってやつですよ」と語る。その決断は、異例とも言えるほどスピーディーに下されたようだ。
「私の記憶では、みんなでテーブルを囲んで『シビル・ウォー』のストーリーを考えているときのことで…。ネイト・ムーアやエグゼクティブ・プロデューサーもいて、ブラックパンサーを出そうという声が挙がったんです。キャップ側にもアイアンマン側にも付く必要のない、第三勢力が必要だろうということでね。ほとんど即決で、全員がチャドウィックの名を挙げました。私の記憶では、確かもう次の日に、本人に電話をかけていました。」
この驚異的な期待と好評価には、間違いなくチャドウィック・ボーズマンの好演も大いに働いているはずだ。これほど適役を即座に頭に思い浮かべたマーベル・スタジオのキャスティング・センスには、ただただ恐れ入るばかりである。
映画『ブラックパンサー』は、2018年3月1日より公開。
『ブラックパンサー』公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther.html
Source:https://screenrant.com/black-panther-chadwick-boseman-choice-feige/
Eyecatch Image:Gage Skidmore