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ティモシー・シャラメ、『インターステラー』での出演があまりに端役で試写会後に1時間も泣いてしまった

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

クリストファー・ノーラン監督の代表作『インターステラー』(2014)には、今ではハリウッドの次世代を担う人気若手俳優として知られる役者が脇役として出演していた。直近では『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のジャパンプレミアで来日したことも話題となったティモシー・シャラメだ。

同作の出演は、当時高校生だったシャラメにとって長編映画3作目。『君の名前で僕を呼んで』(2017)で世界から脚光を浴びる前の作品でもある。

シャラメの役は、マシュー・マコノヒー演じる主人公クーパーの息子トム。感情はあまり外に出さずとも父親への強い憧れを抱く純粋な少年を、ナチュラルに演じ切った。

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念願の大作映画デビューとなったが、シャラメにとっては悔しい思いをした作品でもある。2018年、シャラメはエマ・ストーンとの対談企画で、関係者向けに行われた映画の試写会後の出来事をこう振り返っていた。

「クリストファー・ノーランがリンカーン・スクエアで試写会を開いてくださって、キャストの何人かも招いてくれたんです。自分にとっては非現実的なことでした。巨大なIMAXシアターで、そこには僕のほかにアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ジョン・リスゴーもいらっしゃいました。その時の僕はキャリアも何もなくて、詐欺師のような気分でした。映画はすごく大好きだったんですけど、家に帰ったあと、お父さんのところで1時間も泣いてしまいました。

ストーンから「どうして?」と訊かれると、「自分の役がもっと大きなものだと思い込んでいたんです」とシャラメ。「(出演パートは)どこもカットされていませんよ。ただ自分がそう思っていただけで。何を思ったのか」と続け、当時の心境を振り返った。

ちなみに、映画自体は大好きだったというシャラメいわく、当時はなんと12回も劇場のIMAXで観たという。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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