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『エターナル・サンシャイン』チャーリー・カウフマン監督の最新作『もう終わりにしよう。』予告編 ─ ジェシー・バックレイ、トニ・コレットほか共演

『もう終わりにしよう。』
Cr. Mary Cybulski/NETFLIX © 2020

『マルコヴィッチの穴』(1999)『エターナル・サンシャイン』(2004)の鬼才チャーリー・カウフマンが監督・脚本を手掛ける、Netflixオリジナル映画『もう終わりにしよう。』の予告編が公開された。

本作は作家イアン・リードが手掛けた同名の人気小説(早川書房)が原作。主人公の女性は、付き合い始めたばかりの恋人ジェイクとの別れを考えていた。ところが、打ち明けられないまま彼女は、彼の実家が営む農場へと訪問することに。猛吹雪により身動きが取れなくなってしまった彼女は、両親と時間を過ごす内に、恋人のこと、自分自身のこと、そして世界の全てに対する疑問を抱き始めていく……。

「ジェイクは私の恋人。この上なく強い愛情で、深く結ばれていた」。予告編は幸せな物語を予感させる音楽と共に、彼と車で両親に会いに行く場面から始まる。「ただ、もう終わりにしよう」。一見、順風満帆な恋人関係を築き上げているように見えた女性だが、内心では何か不満があるようだ。「何か言った?」「言ってない」「空耳か」。

そして、先程までとは正反対と言える不穏な音楽へと切り替わり、彼の実家に到着。「ようこそ、息子から色々と聞いているわ」「私も彼から二人のことは良く聞いていますよ」「それでも来たのね」。歓迎される彼女だが、両親の不気味な笑いと彼の意味深な表情が、一筋縄ではいかなそうな展開を予感させる。「彼らに見覚えがある。将来の姿も見える。死後の様子さえも」。次第に彼女は彼の実家での出来事に翻弄されていく。そして、彼女の意味深な言葉と共に予告編は幕を閉じた……。「人は時間の中を動いている?私は逆だと思う。人は動かない。時間が風のように通り抜けていく。こうして終わるのかもしれない」。

『もう終わりにしよう。』
Netflixオリジナル映画『もう終わりにしよう。』2020年9月4日(金)独占配信開始 | Cr. Mary Cybulski/NETFLIX © 2020

出演者には、主人公の女性役に『ワイルド・ローズ』(2018)のジェシー・バックレイ、ジェイク役に『アイリッシュマン』(2019)のジェシー・プレモンス、母親役に『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)のトニ・コレット、父親役に『ワンダーウーマン』(2017)のデヴィッド・シューリスなどが名を連ねている。

Netflixオリジナル映画『もう終わりにしよう。』は、2020年9月4日(金)全世界独占配信。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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