「リバーデイル」リリ・ラインハート出演&製作総指揮の恋愛青春映画、米予告編 ─ Amazonプライムで8月米配信

「リバーデイル」(2017-)『ハスラーズ』(2019)などのリリ・ラインハートと、「ウォーキング・デッド」シーズン5のロン役などで知られるオースティン・エイブラムズ共演の新作Amazonオリジナル映画『Chemical Hearts(原題)』の米予告編が公開された。本作でリリはプロデューサーデビューを飾る。
『Chemical Hearts』は、転校生の少女と運命的な出会いを果たす恋愛経験ゼロの少年の成長物語。自分をロマンチストだと思っている17歳の少年ヘンリー・ペイジ(エイブラムズ)は、一生に一度の愛を望むも、いまだその時に巡り会えず…。
「ティーンエージャーの時ほど、生きてるって感じることはないよ」。理想の高校生活を密かに思うも、卒業の年を迎えたヘンリーは面白いことが何も起きない日々に退屈していた。ところが、浮かない気持ちで新学期を迎えたヘンリーの前に転校生グレイス(リリ)が現れる。さらに、偶然にも校内誌の編集部員に選ばれたヘンリーとグレイスは仲を深めていく。
「ねぇ、彼女出来たことないの?」「無いよ」「なんでよ」「そういうの得意じゃないんだ」。一緒に時間を過ごすにつれて互いに興味を持ち始める2人。そして、ヘンリーはグレイスが人との交流を断ってしまった理由を知ることに。「昔は交流が得意だったんだよ」とリリ。「9ヶ月前に、車が道から逸れて横転したの」。いつも松葉杖をついていたグレイスの真実を知ったヘンリーは何も言わずに寄り添う。
一人苦しむグレイスに手を差し伸べようとするヘンリー。これに対して、思い通りにいかない日々から苛立ちが募り自暴自棄になるグレイスは「あなたが気づいたところで私は治らないんだから!」と涙を流す。お互いに恋心を抱きつつも何をすればいいか分からない2人のティーンエージャーが、必死に悩み、ぶつかりあった先に待つ結末とは…?
主人公の少年ヘンリーを演じるエイブラムズは、「THIS IS US/ディス・イズ・アス」(2016-)など、人気作に立て続けに出演する注目の若手俳優。リリ、ヘンリーのほか共演者には、「ALCATRAZ/アルカトラズ」(2012)のサラ・ジョーンズ、『抱きたいカンケイ』(2011)のアディール・カリアン、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)のコーラル・ペーニャ、『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』(2012)のブルース・アルトマンらが名を連ねている。
製作・脚本・監督を務めるのは、2016年のロマンス映画『サウスサイドであなたと』のリチャード・タンネ。リチャードとリリほか製作には、原作者のクリスタルや『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)のアレックス・サックス、『砂上の法廷』(2016)のジャマン・オブライエンが就任している。
Amazonオリジナル映画『Chemical Hearts(原題)』は、2020年8月21日よりAmazon Prime Videoにて米配信予定。