エディ・レッドメイン主演『シカゴ7裁判』セレステの主題歌「Hear My Voice」公開 ─ サウンドトラックも予約開始

エディ・レッドメイン、ジョセフ・ゴードン=レヴィットら出演、Netflix映画『シカゴ7裁判』の公式サウンドトラックから、セレステによるフォーカス・トラック「Hear My Voice」が公開された。このたび、『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)のダニエル・ペンバートンによるサウンドトラックのプリオーダーも開始されている。
セレステは「Hear My Voice」をダニエル・ペンバートンとともに共作。この楽曲は、2021年4月に開催される第93回アカデミー賞の「最優秀歌曲賞」に出品されることが決定している。カリフォルニア州カルバーシティ出身のセレステは、BBCから「2020年のナンバーワン・ブレイクスルー・アクト 」と予想され、2019年のブリット・アワードでライジング・スター賞を受賞した。現在はセルフタイトル・アルバムを2021年にリリースすべく準備を進めている。
『シカゴ7裁判』について、セレステは「重要でタイムリーな作品に参加できたことをとても感謝しています」と語る。「ダニエル・ペンバートンと私は、アーロン・ソーキンの映画と同じく意義があり、関連性があり、パワフルな曲を作りたいと思っていました。彼は真の先見の明のある人で、この物語に貢献できたことを本当に光栄に思います」。

音楽を担当したペンバートンは、ゴールデングローブ賞では『スティーブ・ジョブズ』(2015)『マザーレス・ブルックリン』(2019)で作曲賞に、『ゴールド/金塊の行方』(2016)では歌曲賞にノミネートされたクリエイター。セレステとの共同作業については「力強く、パワフルで、シンプルなメッセージを秘めた曲を一緒に作れたことをとても誇りに思います。1969年のシカゴでの出来事と同じように、現代に繋がる曲だと感じています」と語っている。
『シカゴ7裁判』
1968年、シカゴで開かれた民主党全国大会。会場近くでは、ベトナム戦争に反対する市民や活動家たちが抗議デモのために集結していた。当初は平和的に実施されるはずだったデモは徐々に激化し、警察との激しい衝突へ発展。デモの主催者であるアビー・ホフマン(サシャ・バロン・コーエン)、トム・ヘイデン(エディ・レッドメイン)ら7人の男〈シカゴ・セブン〉は、暴動を煽動した共謀罪で起訴され、かくして歴史に悪名をとどろかせた《衝撃的な裁判》が幕を開ける……。
出演者は『ファンタスティック・ビースト』シリーズや『博士と彼女のセオリー』(2014)のエディ・レッドメイン、『(500)日のサマー』(2009)『インセプション』(2010)のジョゼフ・ゴードン=レヴィット、『レ・ミゼラブル』(2012)のサシャ・バロン・コーエン、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)などの名優マイケル・キートン、『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマーク・ライランス。監督・脚本は『ソーシャル・ネットワーク』(2010)でアカデミー賞脚色賞を受賞したアーロン・ソーキンが務めた。
Netflix映画『シカゴ7裁判』は2020年10月16日(金)独占配信開始。⼀部劇場にて10⽉9⽇(金)公開。