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『チャイルド・プレイ』特別映像、最新型AIがもたらすリアルな恐怖 ─ 現代版チャッキーは「人を殺せる方法が増えた」

チャイルド・プレイ
© 2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.

1988年製作の同名ホラー映画を現代に蘇らせた『チャイルド・プレイ』より、最新型AIを搭載した殺人人形・チャッキーが示す“私たちのすぐそばにある、リアルな恐怖”をとらえた特別映像が到着した。

現代版『チャイルド・プレイ』は、ホラー界を代表するシリーズの精神を受け継ぎつつ、殺人人形チャッキーをAI搭載の高性能人形の設定へと変更するなど、クラシックホラーと現代のテクノロジーを見事に融合。まさに現代版と呼ぶにふさわしい仕上がりに賛辞の声が寄せられている。

今回の映像で、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)も手がけたプロデューサーのセス・グレアム・スミス&デヴィッド・カッツェンバーグは、現代のチャッキーについて「人を殺せる方法が増えた」と一言。AIによってスマートデバイスに接続することができ、襲いかかる手段も残忍性も増しているのが今回のチャッキーなのだ。現代にふさわしい、新たな『チャイルド・プレイ』を生み出すため、2人は「チャッキーが単なるおもちゃではなく、アップルやアマゾンやグーグルが作るような、非常に高性能なAI製品として、子供の宝物として存在したら」と考えたという。「こういう高性能な製品の接続がうまくいかなかったらどうなってしまうのか、と。使えるもの全てを活用して怖がらせ、殺そうとしてくる、チャッキー2.0と出会ってみてください」。

生活に浸透したデジタル機器によってもたらされる恐怖は、いつ自分の身に降りかかるとも知れないリアルなものとなっている。AIの不完全性が事件につながったケースも現実に存在するように、これは決してホラー映画だけの話ではなく、現代社会が抱える普遍的な課題ともいえるのだ。少年アンディ役のガブリエル・ベイトマンは「チャッキーは最初から凶悪なわけじゃないんです。どんどん進化する、悪い方向に」と語った。

映画『チャイルド・プレイ』は2019年7月19日(金)より全国公開中

『チャイルド・プレイ』公式サイト:https://childsplay.jp/

監督のコメントも興味深いです

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THE RIVER編集部THE RIVER

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