ソー役クリス・ヘムズワース、クリス・プラットとの初対面に動揺「彼はカリスマだ」― ケイト・ブランシェットにも恐怖?

マーベル・シネマティック・ユニバースでソー役を演じているクリス・ヘムズワースは、今や引く手あまたの人気を誇るスター俳優だ。『ラッシュ/プライドと友情』(2013)や『白鯨との戦い』(2015)、リブート版『ゴーストバスターズ』(2016)など、その演技の幅広さで広い層から支持を獲得している。
同じくマーベル・シネマティック・ユニバースには、現在人気急上昇中の“クリス”であるクリス・プラットがいる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』という人気シリーズに主演するほか、『マグニフィセント・セブン』(2016)や『パッセンジャー』(2016)などでもスクリーンにその魅力を刻み込む実力者だ。
そんな二人が初めて共演するのが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日公開)である。しかし、撮影現場でプラットを初めて顔を合わせたヘムズワースはその存在感に動揺してしまったようで……。
ヘムズワースをビビらせた二人の俳優
ファッション誌「ELLE」のインタビューに登場したヘムズワースは、プラットと共演した感想をこう振り返っている。
「クリス・プラットと初めて会った時……彼やガーディアンズ(・オブ・ギャラクシー)の現場に行ったんだけど、妙に動揺したよ(笑)。どうしてかはわからない。彼はスゴいカリスマなんだ、それにとっても上手いしね。」
いささか意外なのは、これまでロバート・ダウニー・Jr.やアンソニー・ホプキンスといったベテラン俳優との共演を重ねてきたヘムズワースがプラットを相手に動揺したということだ。たしかにプラットの持つスター性は類まれなるものだが、互いに年齢が近いゆえなのか、それとも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を観ての印象があったのか……。

またヘムズワースは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』の撮影現場でも大御所俳優にビビっていたという。その人物とは、いつもその気迫をスクリーンにみなぎらせる女優、ケイト・ブランシェットだ。最初の印象を、彼は冗談めかしてこう語った。
「彼女はすぐに僕たちを非難するんだ、怖かったよ。(撮影現場で)いつものように礼儀正しくお喋りしてると、彼女が“クリス、何をしてるの? それって本当にあなたが言いたい話?”って言うんだ。“ダメだ、この人からは逃げきれない。うわべの顔は捨てなきゃ”って思ったよ。」
しかしヘムズワースは、やがてブランシェットの真意に気づいたという。
「だってケイト・ブランシェットだよ! いい印象を与えたいって思ってたんだ。でも彼女は“私は人間だから、普通にふるまってほしい”っていう人でさ。それがわかってからは、みんなお酒を飲んだり、話をしたり、ジョークを言ったりしてた。彼女はぶっ飛んだユーモアセンスの持ち主なんだ。」
さてヘムズワースは、自身が動揺しビビらされた二人の俳優といかに渡り合ったのだろうか? その答えはスクリーンで確かめることにしよう。
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日より日米同時公開。
Source:?http://www.elle.com/culture/celebrities/a46950/chris-almighty/
cWalt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ