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「オビ=ワン」ダース・ベイダーの衣装を着たヘイデン・クリステンセン「こみ上げるものがあった」

ヘイデン・クリステンセン
Gál Tímea https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hayden-cfda2010-0004(1)_(cropped).jpg CC BY-SA 4.0

『スター・ウォーズ』新作ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」はファン必見だ。『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)と『エピソード3/シスの復讐』(2005)でアナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダーを演じたヘイデン・クリステンセンが、ベイダー役で復帰。かつてのマスターであったオビ=ワンと運命の再戦を果たす。

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公開された予告編映像でも、ダース・ベイダーは姿を見せている。『シスの復讐』では、ラストでわずかにベイダー・スーツを着るのみだったクリステンセンが、本ドラマで本格的にベイダー役を演じ通すわけでもある。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)では別の俳優がベイダーを演じたが、本ドラマでクリステンセンが演じるということには、特別な意味があるに違いない。

非現実的でしたよ。素晴らしいコスチュームですし、再び着てみると、感情的にこみ上げてくるものが大いにありました」と、クリステンセンは英Entertianment Weeklyに話している。再演にあたっては、アニメシリーズ「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」も観て心構えを作ったという。

感情面だけでなく、肉体面での準備も必要だった。英Total Filmでは、「フィジカルでの準備が大変でしたね」と語っている。「スーツをぴったりに着れるように、ちゃんと体重とサイズを増やさないといけなかったんです」。

オビ=ワン・ケノービ
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

質量のあるスーツを着て演技やアクションをこなすためには、相当な体力も求められただろう。近年は、ブルース・ウィリス共演の『ファースト・キル』(2017)などでアクション自体は行なっていたものの、メジャー作品への出演は久しぶりとなるクリステンセン。バルクアップした肉体と共に、再び暗黒卿役に身を投じる。

オリジナル3部作のダース・ベイダーは恐ろしい大男のような印象だったが、プリクエルでその青年期を演じたクリステンセンは当時、ベイダー役として少し小柄すぎるのではないか、との声もあった。例えば、ベイダーの身長は2メートル超えという設定だ。『エピソード2/クローンの攻撃』の時から、クリステンセンでは明らかに身長が足りないはずだと指摘されていたが、四肢を失い機械の脚を取り付けられたことで、身長問題はクリアしていた。

アナキン・スカイウォーカー時代は身のこなしも軽い戦闘スタイルだったが、機械化したダース・ベイダーではそれが一転、言わばヘヴィ級の戦士となった。本ドラマでクリステンセンは、かつて演じたキャラクターとは同一人物ながら、全く違うアプローチを取る必要があったはずだ。「オビ=ワン・ケノービ」は、2022年5月27日より配信開始。何かを感じる。長い間忘れていた何かを……。

Source:Entertianment Weekly,Total Film(vis CBR

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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