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『スター・ウォーズ』アナキン役ヘイデン・クリステンセン、「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」を観た

ヘイデン・クリステンセン
Gál Tímea https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hayden-cfda2010-0004(1)_(cropped).jpg CC BY-SA 4.0

『スター・ウォーズ』の新たなるドラマ「オビ=ワン・ケノービ」は、アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンの復帰が最大の見どころの一つ。2005年の『エピソード3/シスの復讐』ぶりのカムバックとなるヘイデンは、再演に向けて「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」を鑑賞したそうだ。英Entertainment Weeklyでこう語っている。

「映画は全作観直しました。それからアニメシリーズの『クローン・ウォーズ』や『反乱者たち』も。」

「面白かったです。キャクターたちに様々なことが起こる。彼らの関係性も、ずっと深掘りされているんです。知っておくと面白い要素もありましたね。」

ヘイデンの言うように、「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」では、アナキン・スカイウォーカーやダース・ベイダーの映画では語られないエピソードがたっぷり描かれる。映画『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)と『エピソード3/シスの復讐』の間を描く「クローン・ウォーズ」では、アナキンとオビ=ワンの様々なミッションや、パダワンとして共に絆を深めながらも離別してしまうアソーカ・タノとの物語などがじっくり深掘りされている。一方『エピソード4/新たなる希望』の約5年前という設定の「反乱者たち」ではダース・ベイダーとしての暗躍が描かれており、かつてのパダワンだったアソーカとの戦いなど、ドラマティックな物語も展開される。

ドラマ「オビ=ワン」は『シスの復讐』の10年後。ベイダー役を再演するヘイデンにとって、「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」は観ておくべきシリーズだったろう。しかし、もしも全エピソード・全シーズン完走したのだとしたらアッパレだ。これらのシリーズは1話あたり25分前後ではあるものの、「クローン・ウォーズ」は全7シーズン133話、「反乱者たち」は全4シーズン75話と壮大。全て観ようとすると約90時間と、インペリアル級のボリュームである。

我々ファンも、アナキン ・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービ、ダース・ベイダーが登場する回だけをピックアップして観ておくのも良いだろう。ドラマ「オビ=ワン」は2022年5月27日。今から時間をかけて、予習をやってみてはいかが。いや、“やってみる”ではなく、“やる”のじゃ!

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Source:Entertainment Weekly

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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