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クリスチャン・ベール、もうすぐ坊主にします ─ 怪物フランケンシュタイン役か

クリスチャン・ベール
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Christian_Bale-7834.jpg Remixed by THE RIVER

『ダークナイト』(2008)では幼馴染だったブルース・ウェイン / バットマンとレイチェルが、監督と俳優として新たにタッグを組む。マギー・ギレンホールの長編監督2作目(タイトル未定)に主演するクリスチャン・ベールが、撮影に向けて準備を進めている旨をThe Hollywood Reporterに明かしている。

オリヴィア・コールマン主演『ロスト・ドーター』(2021)で監督デビューを果たし、ヴェネツィア国際映画祭で脚本賞を受賞したマギーによる監督作は、ホラー映画のクラシックキャラクター、「フランケンシュタイン」ものとなる。米Deadlineなどが2024年1月に報じたところによると、1930年代のシカゴを舞台に孤独なフランケンシュタインが、博士に仲間を創造してくれと頼み、殺された女性を花嫁として生き返らせるというあらすじだ。『フランケンシュタインの花嫁』(1935)のリメイク作品となることが予想されるが、現時点ではタイトルや詳細なプロットは明らかになっていない。

本作の撮影は数週間以内に開始する見込みで、ベールは「来週にも髪の毛を剃らなきゃと考えています。」とコメント。実はベールは俳優業と並行して、兄弟姉妹がともに過ごせるための12軒の児童養護施設建設プロジェクトを主宰しており、その着工式までは撮影開始を見合わせてほしいと周囲に頼んでいたそうだ。

かねてより、ベールが演じるのはフランケンシュタイン博士か、怪物のフランケンシュタインか定かではなかったが、髪を剃るということは、怪物役を演じると思われる。他キャストに『ウーマン・トーキング 私たちの選択』(2022)のジェシー・バックリー、『ナイアド 〜その決意は海を越える〜』(2023)で第96回アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされているアネット・ベニング、『オリエント急行殺人事件』(2017)『ペイン・アンド・グローリー』(2019)のペネロペ・クルス、マギーの実生活のパートナーでもあり、『マグニフィセント・セブン』(2016)や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のピーター・サースガードと実力派俳優が集結している。

増量や減量など役作りのためのストイックな試みでも知られるベールは「素晴らしいマギー・ギレンホール、ジェシー・バックリー、その他多くの才能ある方々とご一緒します。骨を折ったり、体が肥えるものを食べたりと苦悩するのに忙しくなりそうです」と意気込みは十分。フランケンシュタインを描く作品というと、ギレルモ・デル・トロが監督を務めるNetflix映画『フランケンシュタイン(原題)』も進行中で、こちらは当初予定されていたアンドリュー・ガーフィールドから『ソルトバーン』(2023)のジェイコブ・エロルディにキャストが変更となっている。

また、マギー監督作については、マギーの実弟ジェイク・ギレンホールがぜひとも出演したいと明かしていたが、キャスティングは実現なるか。更なる続報を待とう。

Source:The Hollywood Reporter

Writer

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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